創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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お正月の思い出 にわとり
『A HAPPY NEW YEAR!』
テレビからこの声が聞こえて、普通ならばここでゴ〜ン…と除夜の鐘が聞こえ、気持ちいい新年を迎えるはずなのだが、ちょうどその時、家の近くの信号が青になり、車の音でかき消された。去年は除夜の鐘で年明けだったのに、今年は車の音で年明けですか…がっくし。と思ったのだが、そのあと、テレビで漫才がやることを思い出して、少し気分がよくなった。でも漫才は朝4時まで。そんな時間まで起きていられるか私??と思ったのだが、人間やればできるものなのねぇ。4時どころか布団に入って5時近くまで起きていた。このまま起きていれば、初日の出が見れるのでは?と考えたほど目がさえていた。
次の日、新聞を見て漫才がやるということがわかり、やった、お正月、漫才がたくさんやる。と気分は上機嫌。年賀状を見て、おせちを食べて、お年玉もらって、漫才をみて。テレビで漫才をみたら、2002年12月21日(前の話)に漫才をみたことを思い出してしまった。あの時のうれしかった気持ちがよみがえってきた。漫才をみて笑いすぎて腹痛が…。笑いすぎには気をつけよう、と本気で考えた瞬間だった。それから2日3日…と日にちはどんどんすぎていき、年賀状もまばらになりはじめたある日、塾がはじまった。(冬期講習)12月25日からはじまった塾も、後半に入った。中学の勉強、数学・英語をしていて、問題の量も多くなってきて、もう3ヶ月もしたら本当にこのような授業なのだろうなぁと思った。中学校の授業は、小学校よりも何倍も何倍もがんばろう!と思った。
2003年1月8日、小学校生活最後の3学期が始まった。(少し悲しい気持ち…)始業式は体育館でやって、とても寒く、コートを着ていないとふるえるくらい。(コートを着ていてもすごいふるえが…)教室で先生と、みんなと久しぶりにあって、冬休み何をしていたかをみんなに発表した。何をしていたのかは、上に書いた通り。お年玉の額を発表する人もいた。みんな1万もらった、2万、多い人は4万もらった、といっていた。私の額は…秘密である。冬休みは、ずっと家にいたので、学校に行くまで道を歩く足が、とても重かった。まるで、おもりを引きずっているように。
お正月は、人間にとって今までを振り返る大切な時間である、と私は思う。今までを反省し、それをふまえてその年の目標をたてるのだ。そうすれば2度と同じことを繰り返さないはずである。たとえば去年風邪をひいたので目標は健康に気をつけるとたてたとして、風邪をひいた理由がわかっているので気をつけることができると思うからである。
来年以降の年明けは、車の音ではなく、テレビの除夜の鐘ではなく、何かがぶつかる音ではなく、本当の除夜の鐘で
『3、2、1…A HAPPY NEW YEAR!』
ゴ〜ンゴ〜ン…と気持ち良く新年を迎えて、その年1年をいい年にしていきたいと私はそう思う。(書き出しの結び)
講評 jun
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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