創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ジルベスタ—コンさ—と あにほ
ジルベスタ—コンサート
藤井 和香
「ボーン、ボーン」
ジルベスタ—コンサートの始まりだ。毎年この銅鑼(楽器)で始まりを教えてくれる。「もうこの銅鑼もピンピカじゃなくなったな〜」(←思ったこと)私たちはこのコンサートに3ねんほど家族全員で通っていた。でも今年は去年とどこか違う。
それは今年、父がこれなかったことだった。家を出る前に電話したら母は時間がなかったから教えてくれなかったけど、多分理由は父の会社は機械(コンピューター)関係で、機械が狂ってしまうといつも一晩かかっても修理します。多分今回もその理由でしょう。でも・・・・・・「今晩は特別なのに、大晦日の夜なのに!」な—んて思ってたら・・・・・・
「パチパチパチ」
毎年司会者として出てくる黒柳哲子ちゃんが出てきた。私はその時「相変わらずいつも派手な服だな」と思った。そんなことを思っている私しの横で母はまるで子供のように
「トットちゃん!トットちゃん!」
とはしゃいでいた。
「あれっ?」
私と母が同時に今ごろ(11:15)気づいた。このジルベスタ—コンサートは大晦日にやるについでに毎年カウントダウンをして、かならず
「ハッピーニュウイヤー!!」
と言った後に識者の顔が見える側の席(P席)においてある飾りの中からちっちゃな小細工が出てくる仕掛けだ。そして、その時絶対にそこの席に人は座れない!でも・・・・・・今年はなぜかそこに人が座って居てたのだ!!
トットちゃんが出て来た。今度は「ベルサユウのバラ」によく出てきそうなドレスと帽子をかぶって出てきた。「歩きにくそ〜と思った。」
「えっあの人達誰?!」
母の指差してる方向に目をむけたらp席に座っている人達に黒いマントと、蛍光の手袋を渡す姿があった。どうやら手袋は持っている人と持っていない人が居るらしい?トットちゃんがマイクでいろいろと指示する。だんだん謎が見えてきた。(←分かってきた)何度も何度も練習して・・・そして本番!
「え〜次の年になるまで後一分?…ですね。」
トットちゃんがあいまいに言った。
「手袋を持っている人は、手を耳につけて少し振ってください」
コンサートマスターが言った。そしてなんとそれは大きく2002とえがかれてあった。ホールじょうの空気が緊張した。私も緊張した。そしてトットちゃんが早口言葉で説明し出した。
「では皆さん、20からカウントするので一緒にカウントしてください!そしてハッピーニューイヤーになったらhさんは手を下ろしてkさんは手を上げてください。そしたら2002が2003になってそこにある日本丸がなります!えっ?」
トットちゃんがコンサートマスターに
「後30秒!!!」
とせかされました。
「あっではいきましょう。・・・・・・20,19,18,17,16,15,14,13,12
11,10,9,8,7,6,5,4,3,2,1、「興奮した。」Happy new
year!!」
2002から2003に「パッ」と変わった。とてもはなやかだと思った。
講評 jun
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