国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   2003年のお正月   うくほ

 「3・2・1・2003年おめでとう!」と、おばあちゃん家のテレビの音とともに、
いとこのえりかちゃん(小2)と、「あけましておめでとう。」と言った。すると、「あ〜あ。今年は、手伝いをしながらお正月だ〜。」と、いとこのさやかちゃん(中2)。
お風呂から出てきて、「へ?もう正月すぎてんのか?」と叫ぶいとこのしゅんくん(小4)。
大人は上で布団を敷いているが、どうしていたのかはわからない。
 朝、起きるとまだ6時半だが、「ねぇ、もう起きようよ。」
ということで、いとこの下の2人と3人で起きた。
ところが、テレビをつけて、
「なんかいいやつやってな〜い。」とえりかちゃん。
「やっぱり、こんなお正月に朝早くからいいやつやってないでしょう。もう少しここでねようよ…。」といい、
えりかちゃんとコタツの中で、寝てしまった。
目が覚めると、おばあちゃんがおもちを持ってきてくれて、それで朝ごはんを済ました。そして、羽根突きは、いつものように山みたいにこんもりと生えている植木の中に羽が入って、取れなくなっている…。
あと、ゲームは、64をやった。毎年やるから、だんだんあきてくる。
でも楽しい。お昼はおせちを食べ、また遊んでいると、夕方になった。
そしたら、大人たちが買い物に行ったので、
家の中は4人になっていた事にきずいたわたしは、
「ねえ、なんかだ〜いぶしずかだねぇ。」
「あそっか、大人が買い物いったから、俺らしかいないんじゃねの?」
「へ?」
といいながら遊んでいると、夜になった。
 こんな感じだったが、母からこんな話を聞いた。
「お母さんが子供だった頃は、羽根突きはあんまりやっていなかったけど、いろんな人が集まって、お年玉もいっぱいもらえたよ。」と、聞かせてくれた。
 こういう感じのお正月がほとんどだけど、毎年結構楽しい。
今年も楽しかったというより、おもしろかった。
来年は、もうちょっと変わった感じのお正月がいいなぁ。

   講評   kira

 詩織ちゃん、こんにちは。第一作目、無事に届きました。メールの送信時間が23時近くと遅かったので、書くのに奮闘したのかと心配しました。送信方法で手間取ったかな? わからないことは教室に相談してね。
        
 作文はとてもいい出来栄えです。いきなりで800字をこえるなんてすごいなあ。書きなれている感じがします。文章にテンポのよさがあります。文末も統一されていて、すなおな文章です。いとこさんたちの登場の仕方がゆかいですね。言葉で書かれていないけれど、みんなの性格まで伝わってくるようです。うまいなあ。
 みんながあつまって、にぎやかなお正月だったのですね。子供は遅寝早起き。大人たちは睡眠の贅沢。といった感じでしょうか。なにという特別なことはないけれど、平和にお正月を迎えていることがめでたいのですよね。まさに、日本のお正月!です。
 お母さんから聞いた話も取り入れてくれました。さっそく、挑戦してくれたのですね。感心感心! 自分の体験だけでなく、人の体験も取り入れることによって作文がひろがっていきます。これからもやっていきましょうね。
 書き出しも会話から始めて工夫してくれました。このとき、( )をつけてただし書きを入れるようにしましょう。
 「3・2・1・2003年おめでとう!」(書き出しの工夫)
このようにね。すると「構成」が◎になります。
 「国語問題」というのは教室から送られた「山の便り」に印刷されています。自己採点して0か1を入力しましょう。次からになりますね。
 「自習」(=音読)もつづけてがんばってみましょう。
 さいしょは、やり方がややこしいように感じると思いますが、慣れればだいじょうぶ。それまでは何回でも質問してくださいね。
       

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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