低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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いつも楽しい登校班 ドルフィン
「今日遊べる?」
私は、今、学校から帰ろうとしています。
月よう日以外は、これを言わなきゃ帰れないような気がします。
月よう日は、ピアノがすぐあるから、ダメです。(でもピアノのあとピアノの先生の子どもと、あそびます。)
「いいよ。じゃあかえったらぼくのいえに、きてね。」
や、
「うん。せい門(学校の門)の前で待ち合わせね!。」
とニコニコしていました。
一人で帰るきは、いそいでかえります。
ともだちとかえるときは、しゃべりながら、かえります。
おかあさんに、聞いたはなしです。
お母さんの学校は、とおかったそうです。
ふつうに、歩いて20分だったそうです。
だが、なぜか20分では、帰れないそうです。
どうしてかと言うと学校のまわりに、田んぼがあったそうです。田植えのころに、田んぼをのぞくと、いろんな生き物がいたそうです。
かえるや、とうめいの魚(いまでも、なんだったかわからない生き物)をながめていたそうです。
そのあと、田んぼのあぜ道をともだちとあるきまわるそうです。それは、まるで、めいろのようでした。
お母さんは、給食のパンをのこして、帰るとちゅうの家の犬にあげていたそうです。
多分、犬は、まずいパンをもらって、いやな思いをしていたんだろうなと思います。
その後、お母さんは、本当は通学路をかえてはいけないのに、『ぼうけん』といって、一本となりの道を帰ったりしたそうです。
講評 jun
ドルフィンちゃん、すごい! はじめてのパソコン入力だったのに教室でも家でもがんばったね。つかれなかったかなあ。
題名も書き出しも工夫したね。楽しい帰り道のようすを会話をまじえながら書くことができました。「言いました」をつかわずに表情だけで会話を書くことができたね。ドルフィンちゃんは、ほとんど毎日遊ぶやくそくをしているのね。一人で帰るときと友だちと帰るときでは家に帰るまでの時間がかなりちがうのでは?
いつものようにお母さんから聞いた話もたっぷり書くことができました。お母さんは田んぼのあぜ道を通って学校に通っていたのね。田んぼの中のいろいろな生き物をのぞきながら通学していたなんてうらやましいね。
「まるでめいろのよう」というたとえも上手です。お母さんにパンをもらった犬の気持ちを「多分」というキーワードをつかって書くこともできたね。でも、もしかしたらその犬はお母さんがくれるパンを楽しみにしていたかもしれませんよ。ドルフィンちゃんは、お母さんみたいにぼうけんしないでちゃんと通学路を通ってね(笑)。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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