国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   タイミング   ラブリー

  タイミング
 かえる卵のように早すぎず、遅すぎないタイミングがそったんの機である。人間の頭に浮かぶ考えも卵のようなもの。他の人たちと親しくしていても得られなかったものが、何気ない出会いで与えられるが、それと気付かずにこういう偶然を一生さがし求めつづけている。難しい本も何度も読んだり何度も考えたりしているうちに自然にわかってくる。じっくり時間をかけ決定的瞬間の訪れるのを待ち、そこで全てが解明される。【要約】
 何にでも、タイミングが大切だ。私は、大好きなマンゴーを食べようと母に切ってもらった。
「あー、まだかたいかも。」
「んー、でも食べる!」
お皿にのったマンゴーが出てきた。いかにもかたそうな感じだ。私は、スプーンですくってみた。でも、なかなか取れない。
「ほんとだ。かたい。」
やっとの思いで取ったマンゴーを、口に入れた。
「すっぱーい!!」
自然と目が細くなる。そのマンゴーは、まるでレモンのようにすっぱかった。今でも思い出すと、だ液がたくさん出てくる。そう、このマンゴーはまだ熟していなかったのだ。食べるタイミングが悪く、私はこのようにすっぱい思いをしてしまったのだ。このようなことは、常に日常生活の中であることではないだろうか。
 体育の授業で今、バスケットボールをやっている。そのときの練習試合で、私はボールを持っていた。
「山下さん早くパス!」
先生に言われて、私は味方のいる方にとにかくパスした。しかし、敵が目の前にいたのであっけなく、ボールは相手チームの方へわたってしまった。私はこのとき先生に言われてあせっていたから相手チームにボールをわたしてしまったのだと思う。もう少し早い段階でパスしておけばよかったのかもしれないし、もっと待っていた方がよかったのかもしれない。次からはリーグ戦。タイミングを考えてパスしたいと思う。
 私はこの長文を読んで何にでもタイミングが大切だということがわかった。マンゴーでも早すぎればあのようにすっぱい思いをしてしまうし、バスケでもパスするタイミングを間違えればチームに迷惑を掛けてしまう。タイミングをつかめば、このような失敗も防げるだろう。

   講評   nara


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