国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3224 今日3015 合計58575
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ふしぎな生物(題名の工夫)   ひまわり

私は、パストゥールの調べている菌について考えました。菌と聞くと、悪い生物だと思いますが、いい菌もたくさんいます。たとえば、なっとうにもなっとう菌が入っています。本当かどうか調べてみると、なっとうの入れ物に本当に書いてありました。あとヨーグルトにもビフィズス菌が入っていて、おなかにとてもいいそうです。
 わたしは、このお話でびっくりしたことが一つあります。それは、酸素を必要としない生物がいるということです。まるで、宇宙から来た生物みたいです。多分わたしだったら一分もたたないうちに苦しくなってしまうでしょう。私も一回ぐらいは、酸素をすわなくても、平気な人間になってみたいです。そうしたら宇宙に行って無重力状態で遊んでみたいです。葉っぱは人間のはいた二酸化炭素を吸って生きています。人間や動物は酸素がないと生きていけないのに、酸素があると死んでしまう生き物がいるということがとてもふしぎです。
読んでいて一つだけ面白い まるでを見つけました。それは王子のキスで目ざめた「眠れる森の美女」のところです。細菌を「眠れる森の美女」にたとえたところが楽しかったです。
 菌でもいろいろなしゅるいがあることを知りました。

   講評   nara

 「菌」のイメージは、どちらかというと、ひまわりさんが書いたように、マイナスイメージの方が強いかもしれないね。特に、今回の長文だと「くさる」ということが中心だったしね。しかし、身の回りを観察(かんさつ)してみると、必ずしもそうではない。納豆やヨーグルトなど、いい働きをする菌を見つけ出せたね。そうね、他にもたくさんの食品に菌が使われているよ。おみそやしょう油、お酒などもそうだね。昔の人は、菌の仕組みはわからなくても、それをうまく利用して生活に役立てていたことがわかるね。
 長文から「おもしろい『まるで』」を見つけられたね。こんなふうに、おもしろいたとえ・いいたとえは、文章を読んでいる人に「なるほど!」と思わせる。いい意味でどんどん盗んでひまわりさんも使ってみるといいね。多くの人が知っている物語だから、たとえのイメージもわきやすいと思うよ。「眠れる」ということから、死んでいたのではないということがわかるね。では、「美女」は? 美女というといいイメージだなぁ。もしかしたら、この話の続きには、菌のいい話・菌の活用法など、プラスの話が出てくるのかもしれないね。
 今月もがんばったね! (  )を使ったただし書きなど、新しい勉強法も加わったけれど、すぐにコツをつかんだね。3週目の長文もむずかしかったけれど、しっかり感想文に取り組めた。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)