創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   体がぽかぽかの秘密   うさぴょん

「いっーち! にーいっ!。」
みんなの夢中になったような楽しい声が聞こえてきます。
 今は、二時間目と三時間目の間にある二十分休みです。私の学校では毎週、火曜日と木曜日の二十分休みに「クラス対こう大なわ大会」にむけて、練習をしています。ルールは、五分間の間にどのクラスがどれだけ多くとべるかです。
 たぶん、みんなが夢中になっている理由は、前の記録よりもいいのを出したいからだと思います。
「きゅうじゅうきゅっ! ひゃーくっ!」
とうとう、念願の百回をこしました。そのしゅん間
「バンザ〜イ!」
という声や
「やったぁ! とうとう百回だ!! 」
などという声が聞こえました。けれども、
「あ〜あっ。」
という残念そうな声が出ました。前の人がひっかかってしまったようです。いつもなら。
「何だよ!! ひっかかるなよ!! 」
と言いそうですが、みんなが一致団結しているので
「ドンマイ! ドンマイ!」
というはげましの声になりました。
こうして夢中になっていると、寒さなんて分かりません。つまり、体がぽかぽかになるためのキーワードは、「夢中」だと思います。実際に大なわをやらないで数えているだけの人は、厚いコートを着ているのに寒そうです。反対に夢中になってとんでいる人達は、コートをぬいでいます。
 前に、お母さんから聞いた、
「寒いときは、体を動かすとぽかぽかになるわよ。」
という話は本当だったのです。私は、今まで、
「体を動かしたって、疲れるだけだよ。」
と思っていました。でも、これからは、
(寒いときは体を動かそう。)
と思い直しました。
 みんなが夢中になって遊んでいた校庭は、なごりおしそうに休み時間終了のチャイムを鳴らしていました。

   講評   nara

 結局、題名は変えなかったのね。「いつもなら……」を加えたことで、みんなの気持ちがひとつにまとまっているということが、よりわかりやすくなった。この作文は、細かいところに気を配って、ていねいにまとめられていたね。よりよく仕上げようという気持ちが、随所(ずいしょ)に感じられるいい作文だ!
 2月も楽しく進めていこう。またまた「虫」関係の長文だけれど、何とか感想文に取り組めるといいなぁ。

 書き出しの「  」の中、「!」には「。」はつけなくていいよ。「!」「?」「。」いずれも、“ここで文が終わるよ”という印だからね。
 「!」「?」の後を1マス空けるという決まりには、例外がある。直後が閉じカッコの場合は空けなくてもいい。元々、「?」や「?」は日本語の文章では記号。だから、変則的なのだね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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