国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ネズミのような存在のお正月   ハッピー

 「はあ。お正月かあ。」
私は、よくよく考えてみると、お正月は、『とてもすごい日』とか『大好きな日』など、それほど待ちどうしいとは、思わない。年を越す十二月三十一日も年越しソバは、食べなかったし、紅白歌合戦を見てるだけだった。
 そんな私もおもちが大好きで、毎日食べていたりする。特に、きなこが小さいころから気に入っていた。きなこは、サラサラしていて、黒砂糖の濃い甘さがマッチし、とてもおいしい。そして、おもちにかけるだけではなく、ヨーグルトにかけて食べると、体にも良いし、まるでモカのような味がまたおいしい。こんなきなこも、黄色、ベージュ、薄黄緑色などいろいろな種類があると聞いて
「へぇ。きなこもたくさんの仲間がいたんだな。全部、食べてみたい!」
と、思った。
 私は、いつも、お正月には、私のお父さんのお母さん、お父さんにあたる、おじいちゃん、そしておばあちゃんの家におじゃましている。春休み、夏休みにも行くが、私にとって、お正月に行くのが一番好きだ。お年玉をもらえるというのもあるけれど、神社に行けるからだ。これもまた、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行ったら、いつも行っている。なぜ、お正月に神社に行くのが、そんなに好きなのか、自分でもはっきりとは、言えないけれど、きっと初詣だからだろう。初詣は、いつもは、あまり来る人が少ない神社でも人がたくさんいてワイワイガヤガヤとにぎやかだから、
「はあ。今年もたくさん人が来ているなっ。」
と、なぜだか、ホッとするのである。これも、もしかしたら、その神社にいる神様の神技かもしれない……。
 私は、おせち料理が大っ嫌いである。ゆういつ、好きなのは黒豆とカマボコ。だが、あとの伊達巻は、甘いのだか、甘くないのだか、よくわからないし、エビは、プリプリ!がダメだし、栗きんとんの栗、数の子も食わず嫌い。毎年、お母さん、お父さんに
「これ、食べたら?おいしいよ。」
とか、
「なんで食べないのかなあ。」
言われてしまう。
「来年こそはっ!食べるっ!」
と、思っていても、いざとなると
「あぁぁ。やっぱりだめだああ。」
食べれなくなる。これの繰り返しでとても苦労するのである。
 わかったこと。それは、最初言ったようにお正月は、私にとってネズミぐらいの存在だということ。たしかに、お正月は、年を越したまがりの大切な日だとは、わかっているけれど、やはりネズミぐらいの存在だからしょうがないのである。    

   講評   jun


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