国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3224 今日956 合計56516
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   質問   あにほ

 「先生分かりませぇぇん。」
私がいきよいよく手を挙げて当たり前だと言う顔をして聞いた。これは私が小学3年か4年の時。算数のときに分かる人は算数ドリルをどんどんすすんで分からない人は2人のうち1人の先生のお話を聞いていた。そして私は分からないチームに居た。そしてこのころ私は分からないチームに居る事が多かった。
「はい!藤井さんどこが分からないのかな?」
「えぇ、私の分からない…—」
比較的私は他の生徒よりたくさん質問をとばしていた。と、言うより私は「分からない人はなぜ質問しないんだろぅ?」と思ってたぐらい質問していた。そして私が質問したのはただたん『分からないから』であるからだ。でも何日かして先生に言われた。
「藤井さんはえらいですね。『分からない』と言う事に対して質問できて。」
私は最初「まぁ意味わかんないし当たり前だけどえらいって言われてるからいっか!」なんて思っていながら意味がまだ分かっていないながらスマイルで
「はい!」
と知ったかぶりしてしまいました!その日の夜母にその事を聞いてみた。
「ママ、知らないを言えるてるってえらいって事なの?」
母は「へー」と言う顔で私を見ました。
「ほめられたの?」
母は魔法を使ったようにすぱっと当てましたそして私は自信満々に
「うん!」
と言った。その時私はちょっぴり何で分かったんだろう?と思った。
「知らないを言えるって言うのはねとっても大切なことで…だから先生は和香ちゃんが質問できたってことで誉めているのよ。」
母は「ねっ」と言う顔で言ってきます。私はちょうどその時「あっ!なるほどだから算数の先生…」と思っていました。でもその時大切なことを私は忘れてた。それは誉められたにもかかわらず、自分が知ったかぶりをしてしまったことである。
 二種類に分けた人間のうち私は知ったかぶりのほうかもしれない。 でも、もしかしたら私は無知の知のソクラテスの方に入るかもしれない。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)