国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
質問 あにほ
「先生分かりませぇぇん。」
私がいきよいよく手を挙げて当たり前だと言う顔をして聞いた。これは私が小学3年か4年の時。算数のときに分かる人は算数ドリルをどんどんすすんで分からない人は2人のうち1人の先生のお話を聞いていた。そして私は分からないチームに居た。そしてこのころ私は分からないチームに居る事が多かった。
「はい!藤井さんどこが分からないのかな?」
「えぇ、私の分からない…—」
比較的私は他の生徒よりたくさん質問をとばしていた。と、言うより私は「分からない人はなぜ質問しないんだろぅ?」と思ってたぐらい質問していた。そして私が質問したのはただたん『分からないから』であるからだ。でも何日かして先生に言われた。
「藤井さんはえらいですね。『分からない』と言う事に対して質問できて。」
私は最初「まぁ意味わかんないし当たり前だけどえらいって言われてるからいっか!」なんて思っていながら意味がまだ分かっていないながらスマイルで
「はい!」
と知ったかぶりしてしまいました!その日の夜母にその事を聞いてみた。
「ママ、知らないを言えるてるってえらいって事なの?」
母は「へー」と言う顔で私を見ました。
「ほめられたの?」
母は魔法を使ったようにすぱっと当てましたそして私は自信満々に
「うん!」
と言った。その時私はちょっぴり何で分かったんだろう?と思った。
「知らないを言えるって言うのはねとっても大切なことで…だから先生は和香ちゃんが質問できたってことで誉めているのよ。」
母は「ねっ」と言う顔で言ってきます。私はちょうどその時「あっ!なるほどだから算数の先生…」と思っていました。でもその時大切なことを私は忘れてた。それは誉められたにもかかわらず、自分が知ったかぶりをしてしまったことである。
二種類に分けた人間のうち私は知ったかぶりのほうかもしれない。 でも、もしかしたら私は無知の知のソクラテスの方に入るかもしれない。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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