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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   節分   塩崎友葵

節分
 毎年、『豆まき』や『巻寿司』を家でするのだが、今年は祖父母の家で節分を過ごした。祖父母は毎年『豆まき』や『巻寿司』をしないけれど、私が来たというので、お豆や巻寿司を買ってくれた。
 まず、『豆まき』をした。鬼の仮面はつけずにした。ご近所中聞こえるような、とても大きな声で
「福はぁーーーー内!!!」
「鬼はぁーーーー外!!!」
と叫んだ。あまりに大きな声で言ったので、鬼はびっくりして逃げて行ったことだろう。
 その後、『巻寿司』を『南南東』の方を向いて、黙々と食べた。食べ終えると、しゃべりながらお豆を年の数だけ食べた。私は十三粒だ。祖母は六十四粒、ちゃんと食べていた。私は、
「いっぱい食べれていいなぁ。」
と思っていた。
 巻寿司を食べるのが『関西』だけと聞いて、驚いた。私はずっと日本独特の行事であると思っていたから意外だった。
 なぜ、日本ではこんなにもたくさん、区切りの行事をするのだろう?お豆を年の数だけ食べていないからって、必ずしも不幸になるわけではないのではなかろうか?
 私は、幸福というものは『私は幸せになれる』と思っているから、すべてが幸福に感じるのであるのだと思う。逆に『私って、なんでこんなに不幸なの?』と思っている人は幸せは来ない。というより、幸せなことを『幸せ』と感じていないのだ。それを気付かせるためにこういう行事があるのだと、私は考える。

   講評   yuri

◆友葵ちゃん、こんにちは。久しぶりのおじいちゃんの家、ゆっくりできてよかったね。ちょうど節分の時期だったから、いつもの年とはちがった節分も楽しめたね。おじいちゃんたちも、いつもよりずっとにぎやかで喜んで下さったかもしれないね(^0^)。

節分の日の話は、うまくまとめられていますよ。鬼が逃げて行くほどの大声で豆まきをしたんだね。巻きずしを吉方を向いて食べる話、少しお電話でした内容をうまく引用できましたね。やっぱり一文でも「聞いた話」を入れると、六年生らしい作文になる。
最後のまとめもうまくできた! 「幸せ」だと感じるために「区切り」がある・・・とてもいい考え方だよね。そんなふうにいろんな節目で行事をして、周りに感謝しながら、自分も「幸せでいよう」と思うんだよね。せっかくいいまとめなのに、「人間にとって〜」というキーワードがないので◎がついていません。こういうときには(一般化の主題)と文の最後にでも入れておいてね。 
●ゴメンなさい、先週のお電話で言うの忘れてた! 11日は祝日なので電話はありません。できれば自分で感想文を書いておいて下さい。もちろん他の日に教室に電話して説明を聞いてもらってもOKです。

 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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