低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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知ったかぶり ラブりー
知ったかぶり
哲学者は自分があまり物を知らないということ、自分にはわけのわからないことがたくさんあることをを知っていて、そのことになやむ人だ。だからひとり合点の知識でもってはな高だかの半可通よりもずっとかしこいのだ。自分と世界を全部ごまかして、知る値打ちのあることはすべて知っているみたいなふりをする道と、大切な問いには目をつぶって前に進むことをすっかりあきらめるという道二つがある。ソクラテスは自分はしらないということを知っていたから哲学者になったのだ。【要約】
知ったかぶりをせずに、自分で
「知らない!」
と認める人を哲学者と言う。
私の友達は、知ったかぶることが多い。
「あれって、ああなんだよねー。」
とみんなで話していると、
「あっ、そうそう・・・。」
本当は知らないと言っているかのように答えるのだ。
先生の説明を聞いているときも、みんななかなか理解しずらいようなことを
「あー、そうか。」
「えっ、どういうこと?」
聞きかえすと、
「んーと、ちょっと待って。」
とごまかすのだ。隣の友達に、
「やっぱ分かってないんだね。」
小声で言うと、
「うん。」
みんなそう思っているらしい。
知ったかぶりをすると、あとで悪い評判がたってしまう。だから、あまりしないほうがいいと思う。
私はこの長文を読んで知ったかぶりをすると悪いうわさが立ってしまうことが分かった。もし分からなかったら
「わからない。」
とはっきり言い、他の友達が話していることを知らなかったら
「ごめん、それ知らない。」
きちんと認めることが大事だ。そのときだけ我慢して、話に耳を傾けていればいいと思う。
講評 nara
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