創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の意見と他人の意見   いふめ

 縄文土器論を私は美学的な問題やただの文化論として書いたのではない。つまりこれから日本人がどういう人間像をとりもどすべきかということのポジティブ(積極的)な提言であり、またあまりにも形式的で惰性的な日本観に、激しく「ノー」を発言したのだ。いわゆる日本的と考えられている弥生式以来の農耕文化の伝統、近世からのワビ、サビ、シブミの平板で陰湿なパターンに対して、太々と明朗で強烈な、根源的感動をぶつける。自分の作品でたたかい、言葉、論理で「ノー」と言う。それはもちろんだが、それだけでなく、だれでもの心の奥底、その暗闇に置去られている、よりナマな人間像をつきつけることによって、現代の惰性をうち破るテコにするのだ。
 全て周りと同じだけではつまらなくなってしまう。周りの人と違うことを思ったり、やったりすることは大切だ。「みんながそれをやるのなら僕もそれ」ではなく、「みんなはそっちをやるのでも僕はこっちをやろう」という風になると良い。(意見)例えば買い物をするときに友達はAを買ったけど僕はBを買ったという実例が僕にはある。そのときは僕以外にもBを買った人もいたどけAを買った人のほうが圧倒的に多かった。「みんながAを買ったから僕もAではなく、みんなはAを買ったけど僕はBにしよう」と思ったからだ。これもひとつの自分で考えて行動したことになる。結局その何日後にはAも買ってしまった。(笑い)
 しかし、他人の意見を聞き入れるのも大切なことだ。ずっと自分の意見だけ貫こうとしていると他の人から外れてしまうかもしれない。自分の考えをはっきりと言うことは大切だ。しかし、他の人も自分と同じ考えを持っているとは限らない。自分が考えていることを無理やり他の人に押し付けてはいけない。だから、お互いの意見を言ってそれで決めるべきである。昔話の桃太郎で桃太郎はおばあさんが「キビ団子をもって行け」といてれを素直に聞いた。結果的にそれで仲間を作って鬼退治に行ったがもしキビ団子をもらっていなければ桃太郎は鬼退治ができなかったかもしれない。人の意見を素直に聞くことも必要である。
 確かに自分の考えを大切にするのも人の意見を取り入れるのも良い。しかし、大切なのは熱意を持ってそれに取り組もうとすることである。「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という名言がある。そのことに熱意を持って自分の考えを言ったり他の人の考えを聞いたりすることが一番大切だ。そうすれば何にでも熱意を持って取り組めるようになる

   講評   jun

 いつものようにバランスよくまとめることができたね。
 一つ目の意見の書き出し部分は第一文と第二文とを入れ替えた方がわかりやすくなるよ。つまり、「周りの人と違うことを思ったり、やったりすることは大切だ。全て周りと同じだけではつまらなくなってしまう。」とする方が読む人に親切です。体験実例の落ちは笑えました。(笑)
 二つ目の意見はわかりやすく説明することができたね。ヒントを参考に昔話の実例を挙げることもできました。他人の意見にも耳を傾けようとする姿勢は大切ですよね。
 総合化の主題もうまくまとめたけれど、「熱意を持ってそれに取り組もうとすること」の「それ」とは何かな? 大事なところなのではっきりと言葉で示しましょう。

☆毎回よくがんばっています。たぶん、テストのときは1200字を突破してくれることでしょう。期待しています。

                        
     

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