創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私が生まれた日(題名の工夫) ドルフィン
ドルフィン
「女の子がうまれたヨ!!」
おばあちゃんの笑い声が聞こえました。(いろいろな言った)
時間は夜8時42分です。お父さんは、おじいちゃんの家のお風呂にはいっていたそうです。お兄ちゃんは、お風呂にはいるために服をぬいでいたそうです。2人ともあわてて、ふくをきて、病院へ行ったそうです。わたしは、新生児室でねていたそうです。お兄ちゃんは、いまでも、
「あの日は大変だったよ。」
ともんくをいいます。
内田のおばあちゃんに電話をしたら2つもあるのに、両方話中だったそうです。お兄ちゃんとお父さんが、車で、よびにいったそうです。内田の家では、90年ぶりの女の子だったそうです。だからすごくよろこんだそうです。
お兄ちゃんは、3さいです。
おとうさんは、おにいちゃんに、
「赤ちゃんの名前何がいい?」
「一七味ちゃん」
おじいちゃんちに「一味」と「七味」があって、お兄ちゃんはすごく気になっていたらしいです。
おにいちゃんは、ぜったい「一七味」がよかったが、残念ながら(?)裕子になったそうです。名前をきめるとき、裕子ときめていたが、おばあちゃんが「せいめいはんだん」というところにいったそうです。多分おかあさんは、よい名前といってもらいたかったでしょう。せいめいはんだんのひとは、
「かんぜんきちめい」
といったそうです。
これは、とてもいい名前。これ以上いい名前は、ないそうです。この時、お父さんはもう一つ考えていて、お母さんは、裕子がよかったそうです。せいめいはんだんのひとは、
「きょう」
といったそうです。
おかあさんは、大喜びました。まるで、たたかいにかったようによろこんでいたそうです。
私が生まれた日。いつも8時ごろに寝ている兄は、ながいよるだったでしょう。
(前聞いたはなし)
講評 jun
これもまたユーモアと感動のまざったいい作文になりましたね。
おばあちゃんのうれしそうな会話での書き出し、工夫したね。内田家にとってこの日は特別な日。90年ぶりの女の子が誕生したのですから。
まだ3歳だったお兄ちゃんにとってはいそがしい夜になってしまいましたね。それにしても、「一七味ちゃん」とはよく考えたね。さすがはお兄ちゃんです。(笑)
名前は一生ついて回るわけですから赤ちゃんの名前を決めるのは大変な仕事ですね。「裕子」という名前をつけたかったお母さんと別の名前を考えていたお父さん。姓名判断(せいめいはんだん)の結果、お父さんは敗(やぶ)れてしまったというわけね。お母さんがたたかいに勝ったようによろこんでいたというのはよくわかります。お母さんとしては、やはり、自分の子供には自分の気に入った名前をつけたいものね。
取材した話をたっぷりと書くことができたね。お兄ちゃんがいい味を加えています。作文テストはもちろん合格。よくがんばりました!
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