国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ちりも積もれば山となる   たこ焼き


「ああ、もう!まったく何をやっているんだあ〜。」
五月、わたしの学校ではウタスポと呼ぶ運動会がある。今年が、その小学校生活一番最後の運動会だ。わたしは、白組の色リーダー (団長のようで、色のリーダー)になり、白組をまとめた。
「ああ、なんでうちのチームはこんなに低学年が多くて、高学年は少ないんだ!!」
と始めは、ぶつくさいっていたけれど、結局は友達に支えられた。この一番最後の運動会、結果は三位に一点差で四位だったが、わたしなりにとてもがんばった。白組は、昔から使うはずの応援グッズも無ければ、ポンポンもほとんどない。毎日、家で寝るのが遅くなっても作業を続けていたのだ。
 六年生の四月から他にも、たくさんがんばってきた。そこで、わたしはどんなことをがんばったのか、この一年間を今、振り返る。(要点)
 七月、クラスでサンスポをやった。サンスポというのは三組スポーツ大会の略でウタスポとちなんで、サンスポと名付けたのだ。ここでは、学級学年係りといっしょに競技を考えたり、プログラムを考えたりした。ここでも、毎日がまるで大人のサラリーマンと同じように、毎日が忙しかった。
 八月、A新聞社の特派員のような仕事をしているわたしは、作家Kさんに取材にいった。ここでは、ほとんどインタビューするだけで楽しかったが、ちゃんと頭の中で考えたりするのは、ちょっととまどってもいた。けれど、今思えばとっさの一言もよくできたことだ。(笑)
 夏休みが終わり、九月になると林間学校。鴨川青年の家に行くことになった。ここでは、アドベンチャーのリーダーをした。アドベンチャーとは半日グループで自由にいろいろなところに行けることだ。他にも、カッター訓練は運動会のグループで行ったので、色リーダーとしてかけ声をかけたり、合図をしたりした。これは、こぎながらやったので一番疲れたと思う。(笑)
 十月は、陸上大会。林間学校から帰ってきたら、陸上練習にはげんだ。種目は選べて、わたしはハードルを選んだ。残念なことに、選手にはなれなくて補欠だったが、当日は選手をはげましたりした。 十一月は、フレンドフェスタ。マンションごとでだしものをだしたり、親がだしものをする全校のおまつりだ。ここでは、マンションのリーダーのわたしや六年生が大活躍した。(自分で言うのも変だが)まず、出し物は「おばけやしき」。そこから、もう一つのおばけやしきに、暗くできる視聴覚室を取られてしまったので、しょうがなく教室で。そこを、暗くするのは不可能だったのだが、六年生で工夫した上、なんと暗くなったのだ。それからは、放課後友達と道を考えたり、そこになにを置くのか考えたりもした。これは、だれもがこんな風にはできないと思っていたので、先生も他のマンションの友達も、まるで石のように堅くなって動かなかった。(笑)そして、このおばけやしきは「さだこの館」と名付けられ、当日は大好評で一番お客がきた。なんと、四三四人!全校の半分ぐらいだ。(四四四人じゃなくてよかったな(笑))  十二月は、卒業アルバムのクラスのページの編集委員になり、毎日のように家で絵を描いていた。もう、これはとても疲れた。今年のわたしのビックイベントの一つだ。(笑)これで、問題が起こって編集委員の人も大変だったが、どうやら判決はついたようだ(笑) 一月は球技大会。十二月から、女子はバスケットの練習をしてきた。これは、毎朝の練習でとても疲れたが、バスケが好きになった。そして、選手になり背番号「#5」をもらって、試合に出た。
 二月は、半年間かけて自由なテーマを調べた卒業研究の発表会があった。これも、つかれること。なんたって、一人一二分しゃべるのだから。(一部の人は、全校の前で発表のために七分)わたしのグループは論文を書いたり、大忙しだったがどうにか無事終了した。また、一ヶ月体験入学でいた男の子がもとの学校にもどることになり、お別れ会を開いた。とても、感動して泣いてくれた。他にも、A新聞社のレポートで、芥川賞候補の女子高校生島本さんに会いに、講談社に行った。今回は、前の取材もありとてもなれていてつっこみも、すぐ思いついた。(笑)
 三月は、わたしのクラスの担任の先生がお誕生日のため、「お誕生日パーティー」を開いた。(去年も同じ先生で、開いた)今年も、先生が泣いてくれて成功した。(でも、ばれていた・・・。)そして、卒業式の練習で伴奏を弾いている。
 これが、おおまかなわたしの一年間のがんばりだろう。この一年間いろいろなことを、がんばってきたと思うがこれは誰のためにやってきたのだろうか。前に、○×さんに聞いたことがある。
「リーダーとかも、人のためにやっていると思っているとおもうけれど、結局最後は自分のためにやっているんだよ。」
 確かに、なんでも経験だ。人間にとってがんばっているということは自分の財産になる。これから、まだ先は長いようで短いかもしれないけれど、いろいろなことを経験すると思う。そんなときに、どんどん自分のものにして、財産を増やしていきたい。(書き出しの結び) ことわざの、ちりも積もれば山となるはこういうことなんだな。  

   講評   nara


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