創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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アピール ハム
日本のある会社が香港で現地の人間を採用しようと求人広告を出したという。テレビの仕事をしていて初対面の人にお会いすると、決まって言われる台詞はこれである。この言葉のなかには、「もっと大きな人だと思っていた」(身長一五〇センチしかないので)という物理的ギャップもあるようだが、もうひとつには、番組中、あれほどしおらしく見えたのに、実際はよくしゃべる落ち着きのない女だと驚かれるらしい。そしてたいがい「どちらが本物ですか」ときかれる。←「要約」日本人はもっと自己アピールをしていくべきだと思う。
その理由は第一に、自分をアピールしないと相手に自分のことを分かってもらえないからだ。
その理由は第二に、自分自身が成長しないからだ。いつも遠慮して自分をアピールしないでいると、自分の能力を発揮できる機会を失い、能力に磨きをかけることができない。データによると、30台では、仕事の目的を収入と答えた人の割合が75%となっている。もっと自分をアピールし、自分の能力を生かしていくことができれば仕事も生きがいにつながるのではないか。
確かに時には謙虚さも必要だ。しかし、「短所をなくす一番良い方法は、今ある長所を伸ばすことである」という名言もあるように、自分の良い面はどんどんアピールしていくべきである。
講評 kamo
今回もがんばって、しっかり全てのキーワードを入れてきてくれました。
理由の一番目がちょっと寂しかったかなあ。これはぜひ、体験実例を入れてみて。「自分のことをわかってほしい」という気持ちは誰でもあるよね。ハムさんもそうだと思います。そして、それがうまく伝わらなくて、もどかしい、悲しい気持ちになったことも、誰でもあるでしょう。友達との間でもいいし、家族でもいい、そういうエピソードを何か一つ書いてほしかったよ。
ハムさんの自己アピールをしてもよかったね。
データ実例はこれでいいよね。そうそう、ハムさんも、将来どんどん自己アピールして、ぜひやりがいのある仕事をしていってね!
「30台」→「30歳代」とするといいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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