国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ゴミ   こめ

 ゴミは、今でも昔でも人間が生活していると必ず出るものだ。しかし、昔のゴミはあまり多くなく、ほぼ無害なので、自然に捨てても分解されてなくなってしまった。しかし、現在のゴミは有害の物が多く、その量もとても多いため、自然に捨ててもあまり分解されない。そのため、捨てられるゴミの量を少しでも減らし、使えるものはリサイクルして再利用するべきである。ただし、資源ゴミの日にゴミ収集所から資源ゴミをもらっていくのはいけないが(笑)。人間は、ゴミを減らし、環境汚染を最小限に抑える自然と共存して生きるべきだと思う。そのようにするには、どうすればいいか。
 第一の方法としては、ポイ捨てをしないことである。最近は、特にゴミのポイ捨てが問題になってきている。僕は、去年の8月(?)に手賀沼の周りのゴミ拾いをした体験実例がある。その時は、ビンのかけらや、空き缶、たばこの吸い殻、車(笑)などを回収した(車は回収しなかったが)。ポイ捨てをする人達の大部分は、ポイ捨てをしてはいけないことを知っているだろう。しかし、“少しなら”、“誰も見ていないから”という考えがでてしまって、ポイ捨てをしてしまうようだ。
 第二の方法としては、まだ使えそうなものは修理したり他の物に作り直したりして再利用することである。これは、また十分ではないが既に行われている。物を大事に扱う人は、たとえ故障したとしても何度も修理に出して使うが、大事に扱わない人は、故障したら新品に買い換えてしまう。ペットボトル、空き缶、空き瓶などのゴミは、資源ゴミとして扱われる。最近、資源ゴミの対象になっているものが増えてきているような気がする。僕の住んでいる我孫子市では、一昨年からそれまでは燃えるゴミだった普通のプラスチックが資源化され、廃プラスチックとして回収されるようになった。
 この2つの方法は、どちらとも実行すべき事である。だが、まずは前者のポイ捨てをしないということから始めたらいいと思う。その理由は、ポイ捨ては前にも書いたように環境破壊につながり、他の人にも迷惑がかかることだからだ。僕は、人間として生きていく上で、なるべくゴミを出さないような無駄のない生活をしていきたいと思う。

   講評   yuu



生き方の主題に通じる、良いまとめができましたね。また体験実例も今回の題材にふさわしく、筆者自身の経験から学んだ「方法」が導きだされていると思います。
構成がたいへん整っていますね。「方法」を述べてくれたところも高学年らしく、作文熟練者の証です。よくがんばりました!
手賀沼の参考例もおなじみ(笑)になってきましたね。崇明くんが熱心に取り組んでいる環境問題への前向きな姿勢と、季節ごとに意識して変化を感じ取ってくれている自然の風景が作文にマッチしていますね。自分の利得だけを追及するのではなく、自然を守り、愛する気持ちが手賀沼の話題を「おなじみ」にさせているのですから、今後もこの気持ちを大事にしていただきたいな、と思います。
「意見」、「理由」という複数の意見化で書いてきましたが、今回チャレンジしてくれた「方法」も複数で述べることが大切です。物事をあらゆる側面から観察し、認識し、考えていくことが「複数」につながっていきますからね。
新年度が始まりました!今年は中学校生活の集大成になりますね。今までがんばってきたことは引き続き努力を重ね、さらに今年は、最高学年としての新たな挑戦も期待していますよ!!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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