国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の手で   Puma

 科学文明の発達は、人間の日常から手間をどんどん省く。そして、なぜこうしたことが進化と形容されるかというと、これらはすべて、それまでの人間が必ず経験しなければならなかった数々の手間を、片っ端からはぶいていったからである。しかし、人間はある程度の手間を自分でこなしてこそ成長するものだと思っている。
 私は、作者と同じように、「人間はある程度の手間を自分でこなしてこそ成長するもの」だと思う。なんでも機械などにたよっていると、自分でものごとをしようと思わなくなり、学ぼうともしなくなる。そうすると、昔からの手作りのものなどの伝統の物も、なくなってきてしまうのではないだろうか。機械でつくったりしたときには、達成感というものがあまりえられなくなってしまうようなイメージがある。
 確かに、機械で物事をおえるということも必要だと思う。健康な人にとっては、テレビのリモコンなどはなくても、近くにいってボタンをおしたりすることもできるが、障害者の人には、テレビに近寄ることが大変だったりするかもしれない。そういう時は、科学文明の発達したものはとても役にたっていると思う。
 しかしやはり、私はどちらかというと、化学文明の発達したものにたよりすぎないほうがいいと思う。サバイバルのような状態におちいったときの考えかたも、考えやすいし、自分の手で行ったりすることで、工夫すればよいことなども、考えることができ、最初に言ったように、人間の成長につながってくるのだ。たまには機械などをつかって、手間をはぶいたりするのもいいかもしれないが、伝統をまもったり、人間が今以上に成長できるように、機械にたよらず、自分の手で手間を省けるようにしたい。

   講評   kira


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