創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   かけがえの無い大切なもの   FULLMOON

 「ふしぎ」と言えば、「私」という人間がこの世に存在しているということほど「ふしぎ」なことはないのではなかろうか。自分が意志したわけでもない。願ったわけでもない。ともかく気がつくとこの世に存在していた。おまけに、名前、性、国籍、貧富の程度、その他、人生において重要と思われることの大半は、勝手に決められている。こんな馬鹿なことはないと憤慨してみても、まったく仕方がない。その「私」を受けいれ、「私」としての生涯を生き抜くことに全力をつくさねばならない。
 僕も、たまに自分の存在の理由、のようなことだ。それは、他人が決めることではないし、自分が一番わかっていることだから、自分の存在は大切にするべきだろう。あるAMラジオ番組で、歌手のGacktが話していたことがある。Gacktは、古い映画のDVDをよく観るのだが、お気に入りのある映画で、こんな名言がある。
「この世には、沢山生きている人がいる。でも、本当に生きている人は、少ないと思う。」
本当に生きている人・・・一体どんなことだろう。自分の存在を確かめ、自信を持って、生きている人のこと、なのかも知れない。Gacktは、この言葉を初めて聞いたとき、自分は生きていない、と思ったという。しかし、4/19公開の映画、「MOON CHILD」の撮影が終わったあと今の自分は生きている、と確信した、という。でも、それが大切だろう。なぜなら、どんな時でも、開き直るきっかけになるからだ。例えばいじめられている時、自分は貴重な存在なんだ、と思えば、きっと自身が出てくるだろう。
 でも、自分の存在を尊重しすぎるのもダメなことだろう。きっと誰もが、この意見を持つだろう。自分と言うものは大切であることは、前述した通りだが、自分を大切にしすぎると、違った方向で自分が悪くなってしまうだろう。もし、自分の安全を優先して、チャレンジ精神を消してしまったら、自分らしさが無くなるだろう。それに、新しい自分も見えてこないだろう。確かに自分を大事にすることも大切だが、客観的に観るのも良いだろう。
 だけれども、本当に大切なことは、自分が「他人から観てかけがえの無い存在」で居ることでは無いだろうか。確かに個々は一人ひとり大切な存在だ。だけれども、まわりから大切に思えられないと、結局自分が輝く機会が無くなってしまうだろう。
総合化

   講評   jun


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