国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日4215 今日1923 合計61698
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   バイオリンのコンサート   こと座

 「らいらちゃん、きんちょうしてるの。」
友だちのエミリーちゃんが聞きました。今日は、バイオリンのコンサートです。昨年の11月から学校でバイオリンをならいはじめて、今日が二回目のコンサートです。
「ちょっぴりね。」
と私が答えました。私たちのじゅん番が来た時、急に私の頭は真っ白になりました。ステージの上に行くと、ますますきんちょうしてきました。心の中で、
「ワン、ツー、ワン、ツー、スリー。」
「やったあ。」
エミリーちゃんと同じタイミングでスタートがきれたので、安心しました。
 私たちがえんそうしたのは、アレグロという曲です。真ん中のメロディーにきたとき、また頭が真っ白になり、きんちょうしすぎてそこで止まってしまいました。
「さい後のメロディーでまとめよう。」
でも、さい後までエミリーちゃんのメロディーとは合いませんでした。私は、がっかりしました。しょんぼりしていると、エミリーちゃんが、
「気にしないで。私たちはとてもうまくやったよ。」
と言ってくれました。
私は、エミリーちゃんがお友だちでよかったと思いました。

   講評   nini

らいらちゃん、こんにちは。らいらちゃんの作文を読んでたら、きんちょう感が伝わってきて先生までドキドキしちゃったよ。人前でえんそうするのって、すっごくきんちょうするよね。先生もブラスバンド部のコンサートでソロでえんそうをした経験があるからよくわかるよ。何とかうまくすべりだせたのに、なぜかとちゅうで止まってしまうのもよくわかる!!‘どうしよう、追いつかなくちゃ’って思うのにうまく進めないのよね。そういうときは、悲しい気持ちになるよね。でも、らいらちゃんはしあわせだね。エミリーちゃんみたいな優しいお友達がいるんだもんね。今回も、会話をじょうずに入れて書くことができました。会話を入れることでその場のようすがよく伝わる作文になっています。この調子で練習していきましょうね!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)