低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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矛盾 うせゆ
どうも、矛盾には、良いものと悪いものがあって、嫌われる、いわゆる矛盾は、良いものを除外して考えているようである。論理的一貫とは、裏返してみれば、同類同質的なものが猫の子一匹も通さぬような近接状態で数珠つなぎに並んでいることにすぎないではないか。月並みの句などということばは、かすかな平面的連続を敏感にかぎつけて、それを嫌ったものと見ることができる。矛盾は良いと思う。
その理由としては第一に、新しい発見や創造があるからである。友達との会話でも少しのずれがあった方が楽しいし、意見をぶつけ合った方が新しい発見や創造などがあると思うからだ。
また第二の理由としては、矛盾がないとつまらないと思うからだ。矛盾がないと当たり前すぎてつまらないし、刺激がないと思うからである。例えば学校などで何かの劇などをやるとき、もとになる本などと同じでは見ている側がつまらないし、そこまで楽しめないと思うからだ。それなら、もとの物と少し変えたほうが見ている側としては楽しめる。
確かに理にかなっているということは大切だ。しかし「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。という名言があるようにときには矛盾も必要だ。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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