国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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くずかごは私たちの仲間だ! ヨーリン
べつにすてきなものじゃないし、たいしたものでもないが、くずかごなしのくらしは、考えられないし、しかしくずかごはやっぱり、いつでもただのくずかごにしかすぎないけど、くずかごは、どうあれ、もっとも親しい毎日のくらしの仲間なので、部屋に大きなくずかごを一つ心の広い友人として置くだけで、何かが変わってくる。
この話を読んで分かったことは、そのときになって、はじめて日々の姿勢をつくるのは、何を手に入れるかではなくて本当は、何を入れないかなのだということに私たちはきづくのかもしれないというところだ。なぜなら私はいつも、くらしの姿勢を作るのは何を手に入れるかということだと思っていたからだ。私と全然逆たったから、びっくりした。
私にも似た話がある。私の部屋のくずかごは木をあんでできていて、大きさはたてが24cm、はばが15㎝で、ちょうど私のすねくらいの高さの小さなものだ。部屋がきたなくて、片付けようとしたら、くずかごが小さくてはいらない。そこで、いちいち違う部屋に行っては、もどって、行ってはもどって・・・のくり返しだった。やっと、きれいになった頃には、私はもう、すっかり疲れていた。(笑)そんなことがあった。
母にも似た話があるそうだ。地下鉄の駅に、くずかごがなくなって不便だそうだ。だからゴミが出たら、必ず家へ持って帰って捨てているそうだ。私はこのことを聞いて、地下鉄の駅はエレベータやエスカレータはあるのに、くずかごが無いんじゃちょっとこまるなーと思った。
くずかごはたいした物じゃないし、目立たないけれど、本当は私たちの仲間だと言うことが分かった。
講評 koni
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