国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   寄り道   ほり内

 私は今通っている私立高校に、オープン入試をして入った。オープン入試とは、内申点つまり成績を、あまり見ないで、試験の結果の良い人を選んでいく入試方法だ。つまり、成績があまり思わしくない人に向いている入試方法なのだ。だから、私も成績があまりよくなかったのだが…(笑)このような入試方法は早い話が、実力優先という事だ。こういったことは今の会社でも行なわれており、また、昔の徳川幕府でも中期の改革期に家系にこだわらず、優秀な人材を集めて、いろいろな重要なコストにつけた。その様な人は、多少、自分に不利なハンデを背負っても、社会に出て、成功する人なのだと思う。また、全てに関して、理屈っぽいひと、まあ、どちらかというと、成績がいい人のことだと思う。そういった人は社会に出ると、慎重さを評価されて、良い状態になると思うが、それほど、成功するわけでもない。やはり、成功する人は、とりあえずやってみようという考えの人が成功しやすいようだと思う。
 私は勉強だけにこだわらず、実力をつけるべきである。
 その方法は、勉強だけに捉われない事だ。勉強以外にも、これからの人生に役立つものがある。例えば、読書だ。私も、指輪物語を読んで、登場人物の人生観をつかんだ。(体験)読書のほかにも、スポーツや、博物館に行ったり、いろんな史跡などを回ったり、結構勉強以外でも教養になるものはあるのだ。
 また、幅広い実力をつけていくことも大事だ。幅広い実力をつければもちろんそれだけ、色々な状況にも対応できるし、他の人に教える事も出来る。
 確かに、勉強をしなければ、どうしようも出来ないところがあるが、一直線に向かうのではなく、たまには寄り道をしてみることも大切であると思う。

   講評   jun

 自らの体験、また歴史上の実例などを交えた状況説明は力が入っていますね。まじめに勉強をして成績がいいということも大事なことではありますが、本当の意味での実力は勉強の成績だけでは計れませんね。ただ、全てに関して理屈っぽい人が必ずしも成績のいい人とは限らないのではないでしょうか。
 勉強だけにこだわらず、実力をつけるための方法を二つ考えることができました。一つ目の方法には具体例が示されてわかりやすいのですが、二つ目の方法は抽象的でわかりにくいのでもう少し具体的な説明を加えましょう。
 結びの反対意見への理解を示した、「どうしようも出来ないところがあるが、」という部分はもう一工夫。「たまには寄り道をしてみることも大切である」という結論はそのとおりですね。

■全体のバランスにも気を配ることができるといいですね。

                       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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