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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ゴミにも長所がある   ケミカル

 ゴミというのを辞書で調べてみると、「無用なもの」と書いてある。本当に無用なものなのであろうか。コンビニの前に必ず置いてあるゴミ箱には4種類ぐらいある。「ペットボトル」「カン・ビン」「燃えるゴミ」そして「燃えないゴミ」である。ゴミと言うぐらいだから、もう無用なものなのだろう。しかしリサイクルできるものもたくさんある。私はゴミにとってはリサイクルと言ったような、そのものの良い面を見ることが出来るような人間になりたい。そして、そうなるためには2つの方法があると思う。
 まずは、やはりそのものの良い面を見るように心がけるのが大切だと思う。実際に学校の友達、部活の友達、塾の友達にも頭が悪かったり、運動ができなかったりする人が多いと思う。しかしその人達にも必ず良い面があるはずである。僕の部活の中にも運動ができなくても、ユーモアがあり、その場のムードを良くしたり、部活の後片付けをしてくれている。部活の中以外のところ、たとえば職場や家庭などにもそのような人間は数多くいるだろう。
 2つ目の方法は今の減点主義の教育のような、マイナス面を直すことを中心とした社会風土を変えていくことだと思う。今の教育は「あれができないからだめだ」「あれができてもこれが出来ないじゃないか」と言い、その人の長所を見るよりも、短所の方に目が行ってしまうようだ。あの天下統一の目前までいった織田信長は子供の頃、勉強もせずに野山を遊び回っていた。名言にこんな言葉がある。「短所をなくす一番の良い方法は、今ある長所を伸ばすことである」織田信長はこの名言の良い例である。その野山で遊んだ時の経験が戦場で役に立ったのだろう。
 ゴミも無用になったという短所の部分よりも、リサイクルできるという長所の部分を見てあげればゴミもゴミではなくなり、ゴミ箱と言う名前も「リサイクルボックス」という名前に変えても良いと思う。僕はゴミの長所を見られるような広い心を持った人間になりたい。

   講評   sukai


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