国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   さて、人間を科学的に(感)   K子

 さて、人間を科学的に知ろうとすると、えてして人間を、機械のように考えようとする傾向がある。アメリカでは、千九百七十七年の建国二百年を記念するつもりでその何年もまえから火星へのロケット着陸とガン制圧という二つの大きな研究目標を立てた。(要約)
 私は、テレビでたまに出る機械の犬を見て、動きが可愛いときは「可愛い!」と叫んでしまうほどの事もあるが、実際に本物の犬を見てみると、やはり(あぁ、やっぱり本物には本物なりにロボットにはない可愛らしさがあるな)と思えてくるのだ。(体験)
 今書いたように、本物には本物なりの可愛らしさがあるが、機械にはそれがない。しかし、機械のロボットは散歩をしても道端で糞をする事もない(笑)。
 私がこの話を読んで分かったことは、本物として存在するものは、自分の意思により自由に動く事が出来る。しかしロボットとなると、ある一定の速度でないと動けないし、声を出す事に関してだってプログラムされているようにしか出せない。このように考えてみれば、人間を機械のように空想する事は出来ても、実際に人間とまったく同じ機能を持ったロボットなど存在する事は不可能なのだろうという事が分かった。
  
               

   講評   ima

課題の長文が長く読みにくいものでしたが、うまくとらえることができました。
要約というのは、ふつう感想文(学校に提出すもの)には、書きませんので、気をつけておいてください。言葉の森では、主題をとらえる練習として毎回入ります。
アメリカの例は、おもしろいのですが、いまのままだと少し足りないので、「機械と違って、人間の科学のほうは、なかなか進んでいない」という説明を入れると、もっと後の、体験につながりやすくなります。
「機械のロボットは散歩をしても道端で糞をする事もない(笑)」。 ユーモア表現がうまく入って楽しい文章になりました。
第四段落ではプログラムというむずかしい言葉を使いこなしていましたね。うまくまとめられました。人口知能というものが発達しても人間と同じにはなれないでしょうね。
題名は、何かいいものを考えてみてね。ホームページでほかの人のを参考にしてみると、解りやすいと思います。

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