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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間には、説明しにくいことがある   ひつじ

 季節感はやはり「梅一輪ほどの」とか「風の音にぞ」といった、微小感覚のものであり、大きく見渡すといったところで、「柳桜をこきまぜて」という程度なのであって、巨視的に、日本列島全体を見下ろすスケールは、どうにも花見のさまでないと思う。なにをそうめんどうな、「降る」でよいではないかとも思うのだが、雪よりも長く時間をかけて、浮かびながら降りてゆく一枚一枚の、数量と重量についての微小感覚が、「降る」には欠けていてもどかしい。もし日本語にそれがなければ、それは日本語の貧弱を意味すると、二十年前と同じことを考えさせられた、日本語になくてはならない言葉のように思えるのだが。(要約)
 たとえば、分数を普通に計算したらすらすらできるけれど、もし先生がわざと「分母と分子をたせばいいよね」というけれど本当はちがうのにみんな心の中で「ちがう」と思っていると思う。けれどみんなちがうとは言えるけれど、なかなか説明をする言葉が浮かばなくてみんな静かになってしまう。こういうことわざを、「帯に短し、たすきに長し」という。私は、分母を最小公倍数にしてその分数のもとから倍して分子にも分母に倍した数をかけて、その分数とたせばできると思ったけれど、思ったときにまるで先生のようだなと思った。先生はみんなに分かるようにおりがみでニ分の一をつくったり、ほかに八分の一などをつくって比べて分かりやすくしてくれる。しかし、答えが帯分数になってしまうときも、おりがみでやるけれど帯分数になるときは、おりがみでやると分かりずらくなる。あと私は、すごくうれしかったときや悲しくなったときに言葉が出なくなってしまう。私は、そんなことはなかったけれど、見たことならある。先生のお別れ会のときに、先生から一言のときに先生がなかなか言葉が出なかったことがある。(体験)
 人間には、なかなか説明しにくいことがある。

   講評   jun


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