国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本を読もう   しっぽ

読書は本を開くだけで様々な体験をすることができる。たくさんの本を読むことによって、私たち読者は私たち自身の人生の幅を広げることができる。私はいろいろな本の登場人物の人生を全てまとめたような、充実した人生を送りたいと思う。
その方法として、本を多く読むことが大切である。ところが、私たちはなかなか本を読むことができない。私にはいつも読みたい、読みたいと思う本がある。しかもそれは人から借りたもので、もう去年から借りたままだ。読みたいのに読めないという状況は、まさに空腹のとき、大好物の食べ物がすぐ目の前にあるのに、あと一歩で届かないというのと同じである(笑)。本を読む意欲があるのに読めない理由は、やはり忙しいからである。学生はいつもなにかに追われているのだ。平日もバタバタ、休日もバタバタ、家に帰ると頭が痛くて本を開く気にもなれない。それに、もし暇があっても、ゲームやまんがなど、他の娯楽にはしってしまうこともある。たくさんのやらなければならないことが詰められた一日の中で、どのようにして時間をつくり、本を読むか、ということが重要である。
また、二つ目の方法として、読書をすることをあまり重視しない社会を直していくということが挙げられる。最近、就職するのも、学力や学歴を見ることが多いようだ。その学力や学歴を得るために、一時的に読書をする人がたくさんいる。でも、それを得た後は、その人は読書をすることを止めてしまう。せっかく読書をしても、読書を楽しむことを知らず、何かの目的のためだけに読書をするとはとても悲しいことだ。読書をするのを苦痛だ、つまらない、と思うのではなく、自分の趣味や娯楽と考え、読書は楽しいのだということを知ることが大切である。
確かに、読書をしなくても得られるものはあるし、また、読書をして得るよりも能率的に得られるかもしれない。しかし、読書は今自分が欲しいというものをいつも与えてくれるわけではない。そのかわりに、自分が思ってもみなかったものを与えてくれるときがある。また、本の人物と同じ体験をしたような気持ちになり、自分とは違った価値観や考え方を知ることができる。何冊もの本の中で、たくさんの人生を送ってきたのだ。「私はこんな考え方も、こんな考え方も持っている」と感じるだけで、自分への大きな自信につながると思う。

   講評   jun


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