低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書の楽しみ方   ヘノチャ

 読書をする事で自由感が生まれ、深い悲しみや喜びを味わう事ができる。また、読書は読み終えると別人になったような気持ちになり単なる楽しさではなくなってくる。さらに、何事をするにも読書をする事でその楽しみが一段と豊かになっていく。
 わたしは、本を楽しんで読めるような行き方をしたい。
 その方法といてまず、本を読む時に自分の中でその登場人物や情景を想像することだ。以前わたしは、一度本で原作を読んだことがあった映画を友人と見に言ったことがある。本で初めて読んだ時楽しかったので、映画もきっと楽しいのだろうと思い、みにいったのだが、映画を見終わると友人は、口々に『原作と雰囲気が違った。イメージがくずれてしまった。」と言った。私も、同じような感想を抱き、結局映画では本程楽しむことができずにおわった。これは、たぶん原作を読んだときの、イメージが人によってそれぞれ違うためだ。挿絵が少なかったため、余計に映画監督のイメージと私たちのイメージの差が開いたのだろう。だが、それはこの文章にもあるように本に自由感があるからこそ産まれるのであって、本の幅広さをあらためて実感することになった。本は読む人それぞれによって幅広い空想が出来るからこそ、たのしめるものである。(体験)
 第二の方法は自分の興味のある分野の本をよむことだ。やっぱり興味のないものを読むよりは、
あるもののほうが夢中になれるし、あきることもない。
 確かにテレビや映画をみることでも十分楽しむことはできる『読書は人間を豊かにし、討議は人間を立つようにし、文章を書くことは人間を正確にする」というように自分だけの世界で想像力をかきたてること、イメージを膨らまて楽しむことは、制限されず自由な読書だから可能になるのだ。

   講評   jun

 要約部分は、読書の良さについて書かれた文を抜き出すことができたね。続けて、「本を楽しんで読めるような生き方をしたい」という生き方の主題を示し、そのための方法を二つ考えることができました。登場人物や情景を想像しながら読むと本の世界に入り込むことができますね。映画と読書との違いについて書いた体験実例は説得力があります。本の良さは、読む人がそれぞれ自由に想像しながら読めるということですね。二つ目の方法は本の選び方について書くことができましたが、途中の単語が抜けてしまっています。この作品を清書する場合は気をつけてね。
 結びはぴったりの名言を引用してまとめることができました。

■二つの方法をバランスよく書けるとなおいいですよ。

■「名言」というキーワードを忘れずにね。

▲「行き方」→「生き方」
 「見に言った」→「見に行った」

                         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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