創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人に生まれてよかった   うすも

 人間と機械を、同じに考える人がいる。例えば、脳とコンピューター。速く計算ができたり、なんでもそのまま記憶することができるコンピューターは、脳よりもすぐれていると思っている人も少なくないだろう。しかし、人間と機械はちがうのだ。どこが違うのかというと、機械は、使っていくうちに、むしろ性能が落ちてゆくけれど、人間は、いやでも進歩発展するという点でちがうのだ。(要約)
 私は、日本に帰ったときに、バスに乗る。すると、
「次は○○〜。」
と機械が言う。しかし、私はその声が機械を通じているので少し不自然な気持ちになる。まるで、わざと声を変えているみたいに・・・。そう思うのは私だけかもしれない。しかし、やはり何度聞いても変な感じがするのだ。(体験1)
 前書いたとうり、私は、脳はコンピューターよりもすぐれているということは分かっているのだ。しかしコンピューターのような脳にあこがれてしまう。例えばパソコン。私は、パソコンを使うとき、いつも、なんでも記憶できる脳はいいなあ、と思う。そして、私は算数が苦手なので、計算をまちがえないコンピューターのような脳になりたいとおもっていた。(体験2)
 しかし、やはり人間の脳はいいなあと思う。理由は、コンピューターはサービスをしてくれないしコンピューターには心がないので優しくない。だから私は計算もがんばらなくてはいけないが、心を持った人間だから、人に優しくしたいと思う。(分かったこと)

   講評   kira

 紗帆ちゃん、こんにちは。うまいなあ。紗帆ちゃんの文が書けてるんですね。わかりやすくて、素直な文です。
 組み立ても、キーワードも全部クリアできました。頭にしっかり入っているのね。
 似たお話を考えた部分で、機械の声に不自然を感じるということが書けました。先生も同じような体験があります。留守番電話の固定メッセージも機械の声ですよね。あれを聞くと、どうも用件を録音する気になれなくなるんです。感情の無い、声ですよね。
 パソコンのような脳みそには先生もあこがれます。なにも計算だけに限らないんです。ピンチのときに一番有効な方法を冷静にはじきだせる。これも機械ならではですよね。そんな「正確」さがほしいなあ、とあこがれます。
 さいごのまとめも人間らしくソフトに決めましたね。「心」が重要なポイントですね。心があるから、自分の「意思」も生まれるんですね。同じことをしても、思ってそうするのと、命じられてそうするのと、違います。人間はすばらしいね。
        

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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