国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   休息時間   あとえ

 「流れ」の呪縛から逃れるために「釣り」や「料理」や「パチンコ」をして、何もしていない状況を作りだしている人がいる。つまり「流れる」時間を「積み重ねる」時間に切り替えているのだ。人々は「眠ること」によって「流れる」時間を「つみ重ねる」時間として体験してきた。しかし、「積み重ねる」時間は我々自身が意識し、工夫しなければ体験できないことになりつつある。
 私たちは意識した時間の中で休息を見いだすべきである。
 その方法として第一に、自分が探求できるような趣味を持つべきだ。私は、今英会話部に所属している。前から英会話には興味があり、英会話部に入れたことを嬉しく思っている。今私の学校にいるALTの先生は、サラという女の先生で、とても聞き取りやすい英語を話してくれる。英語の授業は、難しくてすごく疲れるけど、サラ先生と話しているときは、不思議と疲れを感じない。私は、この体験をとおして、自分の好きなことをしている時間は、ストレスを感じず、むしろ休息の時間を与えてくれているということが分かった。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるが、私は自分が探求できるような趣味をもち、その中で休息したいと思う。
 第二には、拘束時間を評価するのではなく、できたことを評価する社会をつくることだ。最近、新しい勤務の仕方ができた。それは、フレックスタイムというものだ。フレックスタイムとは、自分の好きな時間に出社して、出社した時間から決められた時間仕事をするというものだ。他にも、自宅勤務というのもある。自宅勤務は、会社にいかず、家で仕事をするというものだ。子供のいる家庭では、とても嬉しいものだ。新しい勤務の仕方は、自分の好きなように仕事をし、それで業績があがればよいという傾向がある。人は、朝型の人間もいれば、夜型の人間もいる。会社に行った方が集中できる人もいれば自宅の方が良いという人もいる。私は、これからの社会、個性というものを大切にしていくべきだと思う。
確かに、何もしないリラックスの仕方も有効である。しかし、「リラックスとは、何もしないということではなく、自分のしたいことをするということである。」というように自分の意識的した時間の中でリラックスをするべきである。

   講評   kira

  由希子ちゃん、こんにちは。完璧に書けましたね。構成も、自分の体験の紹介も、よく出来ています。
 ストレス社会と言われる割に、自分なりの余暇の過ごし方や趣味を持っている人が少ないように思います。多くは、マスコミでながれてくるストレス解消法を試してかじってみたり、とりあえず「ぼーっと」してたり。(^^ゞ
 日本人は勤勉なので、趣味に打ち込みすぎてかえってストレス抱えたり。
 時間に流されるのは悲しいですね。自分のいき方ですからどんな時も、自分が時間を使って行きたいものです。これから、ますます時間をどう使うかの選択を余儀なくされてきます。判断力を持ち続けようね。
        

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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