低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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見直す学習 たこ焼き
生物には、学習する能力を持っている。特に、人間には学習する能力が他の生物よりある。このように、頑丈で良い家に住めるのは、昔から人間が家の造りを学習してきたからである。
人間の赤ちゃんと、チンパンジーの赤ちゃんは、赤ちゃんでも違う。例えば、チンパンジーだと赤ちゃんのうちから、皮をむいたりして自分のことは自分でしている。その反対、人間の赤ちゃんは親にご飯からなにからやってもらうが、その行動を覚えて学習している。チンパンジーのアイちゃんちゃんのように、人間に学習させられているけれど、アイちゃんはその体験を乗り越えているというところがすごいと思う。学習をするほど、いろいろなことができるようになるということだ。(当たり前かもしれないが)(笑)
学習能力は、良いことと悪いことがある。良い方では、組織や法律等で、悪いことは戦争や環境である。これらも全て、人間が学習してきたことである。工業が発達してきた頃、人間はいろいろなものを発明した。しかし、そのものにより悪質なものが川に流れたり、空気に影響を与えたりして、食べ物に影響したり、人間が公害病になることも起こった。(環境破壊)環境破壊が起こった理由は、人間が地球にとってなにも考えないでいろいろなことを体験したり、自分勝手なことをしたからである。
人間は学習能力、つまり知識を良い方に使っているのだろうか。戦争など悪い方に使ってはいないだろうか。戦争の武器は、時が立つにつれてどんどん強化してきていないのだろうか。人間は、知恵と知識があるのを悪い方に頭を使ってしまっている。武器があればどんな人でもだいたいできるが、武器がないと空手や少林寺、柔道などで強い人出ない限り無理なことが多いと思う。そのような、武道をやっていても不可能なことはある。(例えば、人間対ライオンとか・・・。)(笑)
動物は、限られた環境で適応した体を持っている。例えば、海の中で人間がサメと戦ったら、負ける可能性が高いが、陸の上だと勝つ可能性のほうが高いだろう。また、人間は学習することによって力を身につけるし、人間の学習は、また社会的な学習でもあるということだ。
名言に、「辞書のような人間になることでではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。」や、「短所をなくすいちばんよい方法は、今ある長所を伸ばすことである。」がある。このように、人間はせっかく誰よりも優れた能力を持っているのだから、それをどんどん使っていけるような人になりたいと思う。
<<え2250み>>
講評 nara
学習することが人間の特質である、というのが今回の長文の主張だね。生き物はそれぞれ、自分が生きるために最も必要なところを、より発達させていく。人間は、他の動物と比して、脳の体重比が大きい。つまり、生きていくためには頭を使う・使わなければ生きていけない、ということだね。
その頭を使って=学習して得たものを、果たして有効に使っているか。ここがたこ焼きさんの問題意識なのだね。確かに、戦争や環境破壊は、人間の命を縮めたり落としたりするもの。生きるための「頭」がその反対のことを引き起こしているということは、人間が不完全であることの証明でもある。だからこそ、その穴を埋めようという努力を、人間は続けていかなくてはならないのだね。
強い人出ない限り → 強い人でない限り
絵の貼り付け、またもや……。今回は、カッコが半角になっていたよ。貼り付けたかったのはこれね。→
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