国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3330 今日1463 合計7359
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   え〜 体験なんかで変わっちゃだめだよ   ちえちゃん

 ヨーロッパ人の耳には、あの美しいコオロギの鳴き声も雑音としてしか聞こえないという話しもどこかで聞いたことがある。私たちは、実際の体験を通していろいろな知識を身につけてゆくのだと単純に考えている。コオロギは日本に昔からいる虫だがアオマツムシは外国から渡ってきた虫だという知識が、コオロギの声はきれいだが、アオマツムシの声はうるさくて耐えがたいというふうに感じさせてしまう。(要約)
 私がこの話を読んで一番ビックリしたことは聞いたことを体験するといままでは何とも思っていなかったのに何か嫌なことを思うようになることだ。そのことにたいして私はおかしいと思う。だって自分の考えをかえるということはなかなかできないことだからだ。
 私にも似た話がある。それは、ピアノのことだ。私はピアノが大好きなのでよくピアノの練習をする。でも、私が引いても先生のようにうまくいかない。先生の家へレッスンにいくといつもこういわれる。
「○○○ちゃんやればできるじゃない。だから、家でもなおすようにがんばりなぁ。」
私はそのとき『う〜ん。できるかもしれないれど何を注意されたのかわからなくなるんだよなぁ』とよく思う。私も先生のように上手になれないのかなぁ。私はレッスンにいくたびに思う。なぜそんなことを思うのかというと、7月30日に《ピアノの発表会》があるからだ。毎年、私の先生はいつもは世間話ばかりしているのに急に《ピアノの発表会》前になるとっても怖くなるのだ。私はこれから一生懸命に練習して上手になり《ピアノの発表会》のなかで1位〜3位になれるぐらいになりたい。そして、みんなの先生にほめられて練習したかいがあったということをみんなに知ってもらいたい。(体験)
 私にはもう一つ似た話がある。それは、絵をみたときだ。私は『明るいくて本当にその絵の中に入ったような絵』が好きだ。私の友だちの篠原詩菜ちゃんは『想像的な絵が』好きだ。だから、私と詩菜ちゃんの選ぶ絵が全く違う。私は原成美ちゃん・大沢唯ちゃん・中熊美紀・の絵を選ぶ。でも、詩菜ちゃんは本橋大樹・押田小太郎などを選ぶ。やっぱり女の子は《明るい絵を書く》のが好きだが、男の子は《想像的な絵を書く》のが好きなんだぁと思った。私はどちらかというと『明るい絵を書く』のが好きだ。
 もし私がコオロギだったらアオマツムシに〔オレの声はきれいだろぉ。みんなにそういうふうに思われているんだぞ〜〕とヨーロッパ人にうるさいと思われているということを知らないでいって自慢しているでしょう。
 私がこの話を読んで一番おもしろいと思ったのは人間は体験によって思っていたことが変わると言うことだ。私はこのことを知り、私も体験によって思っていることが変わっているということが分かった。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)