創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   楽しい先生   れもん

 「良かった。これで、学校に行くのが楽しくなるね。」
 毎年、私の学校では、前期の始業式のときに担任の先生が発表になる。その発表のとき、というのは、まるで、学校の入試の合格発表のときのような緊張感に包まれる。それもそのはずだ。私達生徒にとって、一年を一緒に過ごす先生というのは、その先生によって自分の運命が変わるぐらい大事なことだからだ。それに、今年は小学校最後の年だ。一年が終わったときに終わりよければすべて良し(ことわざ)、と言いたい、私はいつも以上に緊張した。
 「六年A組はOO先生です。」
 「ヤッター。」
私は心の中でガッツポーズをしていた。その先生は私が四年生のときの担任だった先生だ。怒ると怖い先生だが、授業中に、先生の子供のころの話をしたり、一緒に外で遊んだりしてくださる、とても楽しい先生だ。「本当にこの先生で良かった。これで、小学校最後の一年も楽しくなる。」
 自分のクラスの担任の先生によって、一年は大きく変わる。一日の中で、一番長く活動しているところが学校であり、その学校の中でほぼ毎日会い、必ず一言は話すその先生によって、一年が変わる、ということは当たり前といえば当たり前だ。先生によって性格も違えば、その先生が大事にしている価値観だって全く違う。一年を一緒に過ごす先生がいつも笑っていられるような楽しい先生と、冗談一つ言わないで、まるで仮面をかぶったように(笑)笑わないつまらない先生どちらが良いと聞かれたらよっぽどの変わり者でない限り楽しい先生を選ぶだろう。
 担任の先生ではなくても、一緒に学校生活を送ることに変わりはない。生徒にとって先生は自分の人生を変えるぐらい大きな人なのだから、いつも楽しくいてほしいと思う。

   講評   nara


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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