低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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比喩の効果 うせね
さまざまな詩の中でもよく出てくるように、比喩とは物事をあらわすときにすばらしい効果を発揮する。比喩を使うと、言いたいことが印象強く表され、言葉が生きてくる。毎日の会話の中でも比喩を使えば、話し相手を印象づけ、伝いたいことがよりはっきりとわかりやすく伝わってくる。
私の気が付いたことは、比喩は何事かを教えるときに特に効果的だということだ。私はアメリカ滞在中に、トランペットのレッスンを受けていたのだが、そのときにアメリカ人の先生がよく比喩を使っていたのだ。ある時先生は、「Blow like dragon fire is coming out of your bell.(ドラゴンの吐く炎がベルから出ているかのように吹くんだ(トランペットを)。)」、と言い、そのときは言っている意味がわからなかった。しかし、トランペットを続けているうちに、それは、自分の熱い息でトランペットを吹けばよりいい音が出る、という意味だということがわかった。そしてそれ以来、私は先生の言った「Dragon Fire」のことをイメージしながらトランペットを吹いて、音も前よりもよくなった。
私のトランペットの先生のように、アメリカ人の使う比喩は日本の比喩とは違い、とてもユーモアだ。それは、アメリカ人が一人一人比喩の使い方から違うからだ。というのも、アメリカには日本でいう「月とスッポン」のような典型的な比喩がないのだ。ほとんどのアメリカ人が使う比喩は、自分の知識が基準になっており、その結果、アメリカ人の使う比喩は、人によっては意味のわかりづらいことがある。
日本の詩の中で出てくる比喩のように、比喩は心に残り、意味深いものだ。日本とアメリカでは比喩の使い方が多少違うが、両方とも印象強い表現だということには変わりない。言葉を生かす比喩は、とても効果的で良いものだと私は思う。
講評 ita
第一段落要約は作者の言っていることを書いたということはわかるけど課題の内容を残さないとせっかくきちんと課題を読んだのに読みましたのアピールが弱くなってしまうね。(>_<) しっかりと読んだということことをアピールするためにも要約のところには文中の言葉、文章を使って書いていこう!内容はしっかり抑えられてるいからあとはテクニックだね。
第二段落これはとてもいい体験実例だね。たしかに「Dragon Fire」と言われると音に広がりが生まれそうね。ここはこのままで充分だね。 (^▽^)v
第三段落ここでの主張がちょっとあいまいになってるよ。たとえば最後の「アメリカ人の使う比喩は人によってわかりづらいことがある。」を一番前に持ってきて「なぜならーだからだ。しかしどの比喩もその人の体験、経験に基づく知識から生まれてきたものなので深みのある比喩となっている。」と書いてみる方法もあるよ。比喩のいい点をここで書いていこうね。
第四段落この結論はうまくまとめられているね。先生にもアメリカ的比喩の使い方が身につけばもっと表現に深みがでるのにな。と思いました。(^-^)
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