国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   愉快な先生   ハッピー

 「がははははははっ!!」
私のクラスは、とても愉快である。笑いメンバーが集まっているというのもあるのだが、やはり担任の先生がそんな性格だから、それが生徒にうつってしまったからだろう。
 クラスの担任の先生は、見た目から
「私は、おもしろいぞ!」
と言っているような顔をしている。体系も少し小太りだ。初めてこの学校にきた時は、体育館のステージの上で、そして全校生徒の前で、音楽に合わせながら盆踊りらしきものを踊っていたこともある(笑)。ダジャレもよく使っていて、ある日、給食のメニューの一つ、イチゴジャムが出た時、いきなり大きな声で
「このイチゴジャム、宇宙で作られて、ここに来たんだぞぉ。」
と言うものだから、
「えっ!なんでなんで?」
イチゴジャムの袋をよく見て、探してみると、作った会社の名前が『カセイ食品』と書いてあるではないか! これには、周りの友達といっしょにクスクス笑ってしまった。他にも、赤ちゃんのような変な顔をしたり、
「はあい。僕、一年生です!」
そう見えないのに、一年生になりすましたり・・・・・・。ある先生のしゃべり方や、手のしぐさをものまねしたことだって、意味不明なポーズしたことだってある。だから、私のクラスは、いつも笑いに満ちあふれているような気がする。
 そんな先生もおもしろい性格の裏には、鬼という存在がある。そう、怒ると言葉に言い表せないくらい恐いのだ。声が普通の人の三倍ぐらい大きいのでますます恐ろしくなる。生徒がしゃべるのも一言たりとも聞き逃さないので、口から出てくる言葉には、注意しなくてはいけない。
「ひえぇぇぇ!!」
クラスの男子もこれにはタジタジで、先生の前ではだいたい(?)いい子になっているのだった。物事の決め方も結構こだわる人でリレーの走る距離も、三回もやり直した。だから、私は、
「もう!先生だからってえらそうにしないでよ!」
とか、
「せっかく決まったのに・・・!いつになったら決まるのさ。」
と、よく心の中で叫んでいる。
 それでも、そんな明るい(恐い?)人は、今の時代には必要なのではないか。人間にとって『愉快』は必要なものだから。戦争や事件、病気などで今、世の中は暗い。そんな時、楽しい人がいたら、
「わははははっ!」
笑って少しでも、嫌なことを忘れられたり、周りがパッと明るくなったりなれるのではないだろうかと私は思う。

   講評   jun


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