低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2259 今日247 合計5119
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自然の実態   ラブリー

自然の実態
 絶滅が確実になったトキのように絶滅寸前にまで追い込まれた動物や、その数を激減させている植物を救おうとする姿は、人間の良識と称される半面、偽善ではとのむなしい思いが残る。身近な動物の中にも、姿を見ることがまれになったものが少なくない。人間の良識とは、その数が激減している動植物に対し、早急に保護の手を差し伸べることである。ロスではカマキリの捕獲が禁止されていて、その理由は数が激減しているからだった。ロスより自然環境は悪い東京だが、都心でも植え込みや生けがきに毎年カマキリの卵が見られ、六、七月には網戸に張り付く子カマキリの姿が多い。アメリカが自然保護で先進国となった一因として、他国より早く自然を破壊したことも考えられる。≪要約≫
 最近、自然破壊が問題になっているが、私はこの前、自然についてある体験をした。
 6月4日から6日まで、私は修学旅行に行ってきた。場所は、長野県の上高地だ。ここは、自然がたくさんあり、梓川の水はとても透き通っていて、底まで見えるほどであった。また、道路以外で舗装されているところはほとんどなく、自然が大事にされているところだった。
 2日目の予定は、ハイキングだ。明神池に行ったり、梓川で遊んだりした。
 お弁当の時間。
「いただきまーす。」
みんなでお弁当のふたを開けた。少しすると、
「キャー! むむむむ虫〜!(笑)」
なんと、虫がおかずの上に止まったのだ.虫が大きらいな私は、半べそをかきながら恐怖の時間を過ごしていた。
 また、上高地には『ゴミは持ち帰りましょう』などという看板は一つも見当たらなかった。都会では、山などに行くと『ゴミはきちんと持ち帰りましょう』という看板がいくつも見つかる。ここは、人間の良識を持つ人がたくさんいるので、このような看板はいらない。事実、ゴミは一つも落ちていなかった。
 もう一つ、体験したことがある。宗教の時間、出席番号順に自由にスピーチを発表しているのだが、この前友達はスピーチで、絶滅寸前の動物の話をしていた。その絶滅寸前の動物というのは、ムラサキサギとういう鳥だ。
 この鳥は、沖縄に生息していて、レッドデータブックにものっているという。やはり、自然破壊は急速に進んでいるのだと感じた。
 人間にとって自然は、大切なものだ。自然を破壊することはとても簡単なことだが、それを直そうとするのはとても大変で時間がかかる。後悔する前に、今のうちになんとかしなければならないのだ。自然を破壊するのは人間だということをしっかりと頭に入れておいて欲しい。

   講評   nara


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)