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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   楽ありゃ苦だってあるさ   たこ焼き


 中学校は、定期テストがある。小学校のときにはなかったものだ。小学校のテストは、前日にやれば良い点が取れるが、中学校の場合は1週間や2週間前から始めないと無理なテストである。(笑)テストの内容は違うが、小学校からあったテスト。必ず、テストがあるとみんなが騒ぐ。(笑)では、テストをやることは良いことなのだろうか。
 わたしは、テストはやったほうがよいと思う。理由は、テストがあることによって熱心に勉強を自分からする。(人によってこれは違うかもしれないが)また、順位や得点などがわかると自分の学力がわかり、自分の学力がどれぐらいなのかで勉強の仕方なども変えなければいけない。(満足できなかった人は、うかうかしていられないということ)また、テストのようなハードルがあることによって、とんだ後の満足感が覆う。良い点を取れたときはうれしいし、あまり満足できない点だったら、次からはこうやって勉強しようとか、ここはきちんとやろう、など自分の次への課題がつくれる。(体験)
 この前に、期末テストがあった。わたしは、ちょうど勉強を始めた頃に、皮膚に異変が起きたため、病院がよいであまり勉強ができなかった。眠くなる薬も飲んでいたのもあり、自分として満足できるような点ではなかった。今回のテストはあまり良くはなかったから、次回のテストをがんばろうと次の目標ができた。(体験)
 わたしはテストに賛成だが、テストに反対の人もいるだろう。中学のテストは、わたしにとっては何週間か前から勉強をはじめなければいけないから、少し面倒なところがある。順位が満足できないときは、こんなのなければいいのに!と思うときもあるだろう。テストが反対と思っている人は、このようなことを思っていないだろうか。確かに、他人との競争にこだわってしまったり、優越感や劣等感を持ちやすいことは確かだ。また、テストさえよければいいという打算的な考えになることもある。また、丸一日テストの日が二日間も続けば誰だっていやになるだろう。(笑)
 わたしは、やっぱりテストは必要だと思う。わたしは、テストがないと一回だけの授業じゃ頭に入っていないと思う。そのためには、家で復習や予習が必要だが、テストがないとわたしはさぼりそうだ。(笑)テストには良い点もあるが、悪い点もある。テストは、あまり気楽に受けられるものではないと思う。だけど、これからは受験があったりして、テストに慣れなければいけない。その会場であがって忘れてしまった!なんてことのないように、練習しているものだ。(試しているような感じ)ことわざで、「楽あれば苦あり」という言葉がある。人生楽ありゃ、苦だってある。その通りだが、テストだって自分の得意なところは楽、苦手なところの勉強は苦である。テストって、人間の人生とよく似ていると思った。(笑)

   講評   nara

テスト直後だったからか、題材がいつも以上にすらすらと浮かんだようだね。今回はかなり短時間で仕上げられた。
 今回の作文は、構成を意識したね。今までの作文以上に、わかりやすい組み立てになっている。「是非の主張→理由の説明→反対意見への理解と反論→まとめ」という流れは、読み手の理解も深まる。とてもいい組み立てだと思うよ。
 確かに、今の定期テストは、点数・順番だけが大きくクローズアップされている感があるね。だからこそ、点数順位の良し悪しが人間性の評価とリンクされているような、嫌な感じがつきまとうのではないかな。ここが行き過ぎると「テストさえよければ」という風潮も生まれるよね。
 苦楽はそれぞれが独立したものではなく、お互いが絡み合っているものかもしれない。楽だったものが苦になることもあるだろうし、その逆もある。まさに人生だ! 
 「その通り」→「そのとおり」最近は漢字にしている印刷物も増えたけれど、ひらがなにしよう。「中央通り・銀座通り」など、ストリートを示すときには漢字。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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