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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   逆境   ルフィ

 松茸は、地面の下に菌根と呼ばれる根を持っている。この根は、好条件の時に円形に広がりながら発達していくが、そのよい環境が続くと枯れてしまう。障害物などに当たることによって胞子を出し、趣旨をつくっていくのだ。創造は、これに似ている。つまり、松茸のように困難にぶつからないと人は考えることをやめてしまうのである。だから、僕は困難や逆境に立ち向かい、マイナスではなくプラスに変える生き方をしたい。
 そのための方法として、失敗を恐れず物事に対し積極的に挑戦していくというのがある。みんなのやらないことをやる、とも言い換えられる。僕は小学校の時に友達と毎日サッカーをして遊んでいた。本当に、365日いつでもである。それが今ではバスケ部員だが(笑)閑話休題。とにかくそのサッカーをしていた時に、僕はいつもキーパーをやっていた。というよりやらされていた。理由は簡単、誰もやりたくないからだ(笑)今考えれば、あれはいじめだったのかと真剣に悩む所だが(爆)このように、誰もやらないことをたとえ自発的ではないとしてもやるということは、その人だけにあたえられるプラスというものが出てくる。それは、僕が身をもって体験した。
 もう一つ、敗者に対しても考慮されるような社会体制を作るという方法もある。最近話題になった本なので、知っている人も多いと思うが、養老孟司の「バカの壁」という本がある。そこに、「退学の本当の意味」という段落がある。少し引用させてもらうと、「(昔の)退学は、復学が前提になっている」とある。つまり、敗者に対しても受け入れる余地があったのだ。このような点を、現代社会は見つめなおさなければならない。
 確かに、逆境に立ち向かうには大きな勇気がいる。しかし、「真によいことは新聞に大きな騒ぎを起すことなく、小さく始まる。」という名言のように始めは大きな勇気は要らないはずである。大きな逆境というのは突発的にやってくる。しかし、それがやってくる前に準備はできるはずだ。日ごろから小さな逆境に耐え、大きな逆境さえもプラスに変えられるような、そんな生き方をしていきたい。

   講評   kira


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