創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   こつこつやろう   うすも

 私は、改めて自分の部屋に行ってみた。昨晩母が私の部屋を苦労して片づけたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。今の部屋なら、毎日規則正しく予習復習をやり、夕飯には、野菜スープと肉の焼いたやつなどを食べ、遅刻という愚かしい行為とは縁がない、学力優秀で、人望も厚い人の部屋のようだ。しかし、引き出しを開けると・・・。小物類がごちゃごちゃとしていた。先生が私の家にきた。先生は、母と話をした後、私の部屋に来た。部屋はきれいでも、引き出しの中をのぞかれて、私は赤面し、先生は、プッと吹き出した。(要約)
 私も、そういう体験がある。私の友達が、家に遊びに来る予定になっていた。だから私は急いで机の上のものを引き出しの中に詰め込んだ。何分かして友達がやってきた。
「机の引き出し開けさせて!!」
と友達が言った。
「別にいいけど、そのかわり、私が選ぶんだよ。」
言い終わる前に、その子は一番小物類がごちゃごちゃ入っている引き出しを開けていた。
そして、プッと吹き出し、
「ちゃちゃに〜〜!!(わたしが、よばれていたニックネーム)あはははははは。」
私は、まるで「たこ」になったように赤面した。(体験1)
 こういうこともあった。私の家の玄関は、人が二人はいれば動けなくなってしまうほどせまい。大勢のお客さんがいらっしゃるので、靴はげたばこに入れてもらうつもりだった。
しかし、お客さんがいらしたとき、げたばこをあけると、家族の靴でいっぱいになっていた。(体験2)
 「ちりもつもれば山となる」という。ついつい面倒で、その日に片づけるべきものをそのままにしておくうちに、いざ片づけるときになると、整理できないほどたまってしまう。
そんなときに限って急にお客さんがいらっしゃって、恥ずかしい思いをすることになる。だから、今日からこつこつと片づける習慣をつけよう。(一般化)

   講評   kira

 紗帆ちゃん、こんにちは。お電話でも話したけれど、あわててその場をとりつくろってバレバレになってしまう体験はいっぱいあるね。先生なんて「宝庫」を持ってるみたい。(自慢してはいけないかぁ・・・)
 毎日こつこつやって、それが自分にとって自然になっていることがいいのでしょうね。
 でも、かくしきれない弱点をぽろっと見せてくれる友達というものも、いいものですよね。いいところばかり見えてたら、息が詰まるかも。
 とっても楽しく書けましたね。(失敗談はこうでなくっちゃ。)さいごの(一般化)ですが、他のいろいろな事例にも当てはまるような大きなまとめをしていくことです。だから、あと一歩進めて、「その場しのぎではない、自分のよさを磨いていきたい。」などと結ぶといいでしょうか。
 題名がとってもいいね。(^o^)丿
           

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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