国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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健常者と障害者 シュシュ
ユージーンは、障害者と自然にむきあう街だった。障害者と健常者が対等なことが、私をどれほど自由にするかを、教わった。傷つこうが、自分の責任で「苦境に直面する」権利を私なら、「経験を積み重ねてゆく自由を持つ権利」と呼ぶ。障害がこの自由をどれだけ阻むかは、その時代のその社会が、障害者をどう位置づけ、そのなかで人と人との関係をどうつくっているかで決まる。
障害をもった人々に手をさしのべて助けるべきだと思う。(意見)このまえ、私が学校から帰ってきて駅からマンションまでの坂を歩いていた。そして、私の少し前に白い杖をもったおばさんがいた。(体験)白い杖を持っていたので目が見えない方ということには気付いた。そして、助けたほうがいいとは思いながらもその方が意外とスタスタと歩いてしまったこともあり、結局声をかけずにわかれてしまった。このように、思っていても実行することができないということはよくあると思う。私はまだ本当に困っているように見える障害者の方にであったことはないけれど、もしもそのような場面に遭遇したら今度こそは声をかけられたら良いと思った。それに本当だったらいつでも手助けができるような気持ちでいるべきなのではないかと思う。
しかし、障害者の方が自分だけの力でやり遂げようとする気持ちの方を大切にし直接手をださないことも大切である。「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがある。これは、本当に良く思っている子だったらかえって苦難にたちむかわせて、苦難をこえた上にある成長をさせてあげるべきということを意味すると思う。かわいいからといって、手元にずっとおいて守っているつもりでいるのではいけない。自由を与えて、自分自身で傷ついて初めてわかることは多いはずだ。障害者だって健常者だってそれはまったく変わらないと思う。障害を理由に逃げていてはいけないだろう。
手助けをすることも障害者の意思を尊重することも大切だ。しかし、最も大切なことは全員がみな同じ対等な立場にいる人間ということを自覚することだ。(総合化)「他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重できなければならない。」という名言があるように、まず自分自身を大切にしてそれと同じように他のどんな人でも健常者や障害者に関係なく尊重して生きてゆけたら良いと思った。
講評 jun
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