創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間は他の人間と   モナナー

人間は他の人間と自由に交わる事が出来る、あるいは、交わる相手を自由に選ぶことができる。学校の友達、職場での友人、恋人、そして夫婦でさえも、相手方に誰を選ぶかはある意味では自由であり、べつな見方からすれば偶然である。ふとめぐり合った人びとその人びとと私たちはつきあって生きている。仲良くなれば一生をつらぬいた、親しい友人関係をとりむすぶこともできようし、喧嘩をして、それでお互い顔をあわせない、といったようなことになるこもしれぬ。現代の人間関係はふと結ばれ、そしてふと消えてゆく一時的なものであることが多い、学校の友人にしても、それは卒業後数年で、いつのまにか御無沙汰になってしまう事がある。すくなくともそのようなことは「ごぶさた」がゆるされるのである。しかしその自由な人間関係のなかで一つだけ例外がある。それは親子関係である。親子関係は自由に選ぶことが出来ないのである。そして現代社会では親子関係が「問題」化し始めてきたのである親子関係が自然なスムーズ関係ではなくなってきてきたのである。(要約)
 このように現代社会では親と子の関係の問題が出てきてしまったのである。これは大きな問題なのである親は子が一人前になるまで子を見ていかなければならないのである。しかし最近は子がそのことに気づかずに非行に走ったりしてしまうのである。この世の中はどんどん豊かになってきたが心がだんだん貧しくなってきた気がしてならないのである。

   講評   sumomo

ただひとつの自由でない人間関係としての親子関係について、まずは自分の意見を明確にうちだしてみてはどうでしょう?第一段落の要約の最後に自分の中での是非の主題を明文化することによって、感想文全体がしまったものになります。その後、理由を2つ具体的な実例や、データを挙げて説明していきたいものですね。自分の思いを漫然と書くのではなく、結論をどこから導いたのかをはっきりさせることが大切です。
キーワードも「要約」以外のものもいれられるように考えてみてください。今回のようなテーマでは自分の体験もいろいろとあるのではないでしょうか。
自分自身の親子関係をみつめなおして、そこから、自分の問題として親子関係について考えた上で、これからの問題として、新たな側面を提示することもできます。来週の清書を前にもういちどこの長文を読んでみてください。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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