創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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障害者と健常者 シュシュ
私が学校から帰ってきて駅からマンションまでの坂を歩いていたとき私の少し前に白い杖をもったおばさんがいた。しかし、助けたほうがいいとは思いながらもその方が意外とスタスタと歩いてしまったこともあり、結局声をかけられずにわかれてしまった。あとで私は声をかければよかったと後悔したが、一方障害者の方が自分だけの力でやり遂げようとする気持ちを尊重することも大切ではないかと思った。「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがある。これは、本当に良く思っている子だったらかえって苦難にたちむかわせて、苦難をこえた上にある成長をさせてあげるべきということを意味すると思う。自由を与えて、自分自身で傷ついて初めてわかることは多いはずだ。障害者だって健常者だってそれはまったく変わらない。障害を理由に逃げていてはいけないと思った。
手助けをすることも障害者の意思を尊重することも大切だ。しかし、最も大切なことは全員がみな同じ対等な立場にいる人間ということを自覚することだ。まず自分自身を大切にしてそれと同じように他のどんな人でも健常者や障害者に関係なく尊重して生きてゆけたら良いと思った。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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