国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間とペットと(清書)   K子

 「キャンキャン!ワンッワンッ」(書き出しの工夫)
私のおじいちゃんは、犬を飼っている。今は冬休み。私はおじいちゃんの家に来ていた。家の手伝いの宿題で、私は毎朝犬の散歩に行く事になっていた。
「あっ、チコ早いって!!」
チコとは、犬の名前だ。雑種で、体格は中型、体は黒で茶色がところどころに混じっている。左の頬には年が原因なのか、大きなこぶのようなものがぶら下がっている。先のほうにはたまに血がにじみ、とても痛々しく見えるのだが、本人(本犬?)も痛くはないようだしそんなに影響はないらしい。
 あの頃の私にとっては、チコの足はとても速く感じた。でもそんなところが思わずふふっと笑ってしまうほど可愛いのだった。しかし調子に乗っていると、意外な落とし穴もあるものだ。チコが少し太めの雑草に向かって走って行く。また食べるのかなとついていくと、(ほかの犬はどうだか分からないが、チコは雑草を食べるのだ。)なんとその雑草の周りをグルグル回りだしたのだ!チコと私を結んでいるのは細めの鎖。そうそうはずせるようなものでもない。なのにチコは一向にとまらない。時々目は回らないのだろうかなどとのんきな事も考えていた(笑)。ようやくチコが止まり、さっそく元に戻すためとりかかった。しかし、チコは全く戻ってくれず、ただこっちを見てハッハッと荒い息をしながら喜んでいるのだ。多分、逆走させようと一生懸命押している私の力では、チコにとってはマッサージのようにしか感じないのだろう。とにかくチコは私にとってはとても重い。これは難関だった。しまいにはおじいちゃんを呼ぶことになった。
「草は固いしチコは戻ってくれないしでもう大変だよ!」
と私が言うと、おじいちゃんはすぐに駆けつけてくれた。そして、私がビックリするほどあっという間にチコの雑草からみ事件をやっつけた(・・・・・)。もう、その日はへとへとだった・・・。(体験)
 私が動物とつきあって思ったことは、ペットとは人間にとって癒しの元とも言える存在だということだ。ペットを見ていると怒っていてもどうしたって怒りを露にする事ができなくなってしまう。どうしてそうなのだろうか。ペットとは不思議な存在だ。

   講評   ima


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