国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   家族   うのた

 家族とは何かと言えば、「家族」と辞書で引けばその定義は書されているはずです。しかし今回過去を振り返りつつ、家族の定義ではなく、家族の意味を考えてみました。
 私が小学生の時でした。台風の季節、私はよく喘息になり、父や母、弟がよく看病してくれたものです。そのときの彼らときたら、まるで別人のようで、うそのように優しい言葉を貰った覚えがあります。しかし、つくづく思います、これが家族の真の姿なのだなと。
 逆に母が病気で寝込み、大変辛そうな様子だったこともありました。それを見た私は、普段じゃ有り得ない言葉をかけたようで、母は嬉しそうにしていたものです。なんだかこんなこと書くととても恥ずかしいですが、これが家族の一員としてのやるべきことなのだと思います。
 家族と生活する上で、互いに助け合い、あるいはトラブルが生じることがあります。その度に、家族全員が互いを学んでゆく、これが家族だと思うのです。上記の私の過去の例は大げさですが、普段ちょっとしたことからも家族の相互理解は深まるのではないでしょうか。

   講評   sugi

 8.3週から入会ですね。これから楽しく勉強していきましょう。

 合宿帰りで、疲れているようだったけれど、がんばって二作目を完成させたね。
 書き出しは、よく工夫できました。辞書には何と書かれていたのかな。それも文中に入れておいてもよさそうだよ。「同じ家に住む血縁の人々」←こんな説明かもしれないね。
 家族のありがたさは、病気になったときや、精神的に弱くなったときに特に感じるものだね。普段は、親子喧嘩や兄弟喧嘩をしていても、そういうときには、本当に心の支えになってくれるものだね。家族の温かさを表現する、いいエピソードを入れることができました。
 家族とはあまりにも身近な存在なので、まとめは逆に難しかったかもしれないね。まとめの段落の中心は、「普段ちょっとしたことからも家族の相互理解は深まる」ということだね。一歩進めて、一般化するとどうなるかな? (例)「家族とは、トラブルがあってもそれを乗り越えて、お互いを深く理解し、助け合う大切な存在だ。」


 次回は、8月20日にお電話します。感想文の課題なので、8.3週の長文「ユーモアについて、話が」を何度か読んでおいてね。

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