低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日4215 今日1692 合計61467
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自分の意志を一番に   スマイリー

 花の絵を書き始める時、心は画用紙のように真白でありたいと思っている。いくら見なれた花でも「この花はこういう形をしているんだ」などと先入観を持って描き始めると、花にソッポを向かれてしまうことがある。しかし、私自身、「あいつは、ああいうやつなんだ」とほんのわずかしか知らないうちに決め付けてしまうことがなんと多いのだろう。(要約)
 私にも、会ったことがないうちに先入観を持ってしまったことがある。新学期の時、新しくきた先生に、私の友達の学校にいた先生がいた。もともとは友達のクラスの担任で、友達は大好きだったといっていた。やさしい、とも言っていたから私は私のクラスの担任になったらいいなぁと思っていた。始業式の時、なんと、その先生が私のクラスの担任になったことを校長先生が発表した!「四年二組は、○○先生です。」
「よろしくお願いします。」
○○先生は優雅に礼をして私たちの列にきた。やさしそうだな。だが...。半年後、
「ちょっと、説明できないの!」
「静かにしなさい!」
四年二組の教室には、○○先生の怒鳴り声がひびいていた。私が三年生の終わりに買ってもらった新しい筆箱も、大きいという理由で持ってくるのを禁止され、シャーペンも禁止された。つまり、私たちのクラスは○○先生のかごの中にいれられた感じだ。でも、ゲームはとっても楽しかった。友達は、怒るときだけは怖いといっていた。その先生は、廊下を走るとものすご〜く怒って怖かった。確かにゲームをしてくれるけど、やっぱり、怖い。その友達は大好きだったけど、やっぱり私には合わないかな?だけど、今思うと、怖いというのも先入観だったかもしれない。最初にたくさん怒られたから、怖い、というイメージが私の心に張り付いてしまって。(体験)
 もう1つは、花の絵を書く時に知らない絵を書いたらわりとうまくできたこと。図工の時間に花の絵を書くことのになって学校の中自由に花を探して書くことになった。私と友達は保健室を見て、カワイイ花があったからその絵を書くことにした。私たちはその花をはじめて見たので、ただその花を見たまんまに書いた。花びらがとってもきれいで、私はその色をていねいに書いた。まるでその花が私に向かって咲いているようだった。書いてくと、わりと上手に書けて作品展にだすためにみんなで投票したら、見事三位に入賞して作品展に出すことになった!
 たくさんの経験を通して、物事を考える時、先入観を持たないで自分の意志で行動する大切さがよく分かった。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)