低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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いったい臆病とは あしも
いったい臆病とは
自分の美貌を鼻にかけた美人というものは、いかに美人であっても、他人に快感を与えないものだが、自分の美しくないことに絶えず劣等感を抱いて卑下している人はそれに劣らず他人に不快にする。また、最初から自分は人に好かれないと思い込むことは、ますます人を遠ざけることにならないだろうか。友達ができないという理由のなかでいちばん大きいものは、この劣等感、もしくはこの臆病さではないかと思われる。(要約)
私は転入生として中学校に入った時、すごく不安だった。最初は、おとなしくしていた。私、はいつも独りでとても寂しかった。でも、私は小学校の時も友達はできやすい方だったし友達は多かったから、
「中学校でも友達なんて簡単に作れる。」
と考えていた。自分では、まわりに冷たい空気は流してはいなかっただろう、と思っている。そういう前向きな考え方からか、3日目くらいですぐに友達ができた。まだ、そのときも猫はかぶっていたが・・・(笑)(複数の理由1)(体験実例)
もし、私が卑下しており暗かったら、今だに友達なんて一人も、できていないだろう。まずそれ以前に、劣等感を抱いているというだけで、誰からも話しかけられなくなってしまうであろう。また、もし私が美貌を鼻にかけている美人であったとしても、真の友達はできないと思う。(複数の理由2)
私は友達にはありのままの自分をだせばよいと思う。友達を作るのに、自信をなくしすぎることなんてないし、きどることも全くないと思う。(是非の主題)
講評 yuri
◆友葵ちゃん、こんにちは。長いはずの夏休みも、あっという間にあと少しになっちゃったね。4週目はどこかへでかけるのかな? 校歌を披露する始業式ももうすぐだね!
★人にどんなふうに思われているか、ということは中学生くらいでは特に気になることだよね。いつも自然のままの自分でいられればいいんだけど、周りの目が気になってついつい話を合わせてしまったり。ましてや初めて会う人ばかりの中では「猫をかぶる」のも当然。そんな友葵ちゃん自身の体験をうまくつかって書くことができましたね。最初の「いつも独りでとても寂しかった」時の具体的な様子や、友達ができた後の「まだ、そのときも猫はかぶっていた」様子も詳しく書いたら、そのときの情況がよく分かってもっとおもしろくなったんじゃないかな。きっとぎこちない会話だったりするんだろうけど、それが「冷たさ」にはならないということもよく分かるよ。
●今回の作文は8.4週のところに入っていましたが、教室に連絡して8.3週に入れ直してもらったから大丈夫だよ!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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