創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2788 今日1139 合計13281
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   吉川のパスは   モナナー

吉川のパスは蹴った者の意思が乗り移っているかのように全力疾走中の宗介の右足に吸い付いてきた。秋の都大会では決勝まで進み、延長戦でも決着がつかなかったのでペナルティキック合戦にまでもつれこみ、結局準優勝に甘んじた。そして冬に例年にない走りこみをして、今年こそはと団結を強めていたのだが、三年の夏休みを前にした暑い午後、宗介はコーチの大部を申し出た。前日夏休みの練習計画がコーチの浅野から発表されたのだが、毎朝6時からの夕方の6時までという練習メニューが決められたがしかし、「退部します。お世話になりました」と言い宗介は退部した。これは自分の個人的な問題なのだと自分を納得させたがしかし、ゴールキーパーの菅井など3年生が受験を理由につぎつぎとやめてしまった。そして夏休み前日にのこったのは吉川だけになってしまった。
 吉川のパスは、を読んで思ったのが次々と辞めていく中で吉川はひとりだけサッカー部を三年生の最後の一人になるまで辞めなかった事が凄いと思います。ここまでに人辞めていくと、ある流れみたいなものが出来てしまうのだと思う。辞める理由はほぼすべて受験なのだがなぜ受験とサッカーを両立しなかったのかが謎である。サッカーと勉強の両立は難しいがもしそれが本気なら出来ないわけではないと思うのである。しかしなぜ辞めてしまったのかは多分宗介が辞めた事でみなが辞めていってしまう流れが出来たのだと思う、しかし吉川はその流れに逆らってサッカー部を辞めなかったのは本当に凄いことである。もし私の場合であったら確実に辞めていたのではいなのかと思う。 それなのに辞めていないのは本当に凄い事だと思う。
 私も吉川みたいに流れに逆らって生きていきたいものである。

   講評   sumomo

第一段落の最後に自分の意見を書く。その後理由1・理由2と書いて、第四段落でまとめるという構成を確認しましたか?清書をする時には、前の作文の漢字や文字の間違いにも、もう一度チェックしましょう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)