創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   血が出た!   ヨーリン

 「いたい!」
学校の自由研究をやっていた。そうしたら、手を切ってしまった。
お母さんは、
「だっ、だいじょうぶ?」
と、おどろいたように駆け寄ってきた。
 私は、夏休みの(四年生の時)自由研究はせんぷうきを作った。太陽電池を使って作った、私のオリジナルのせんぷうきだ。暑いとき、外にそれを持って出れば、涼しい。もちろん、太陽がでていればである。でも、それを作るのはすごく大変だった。私は作るためにカッターをつかっていたら、なかなか、切れないところがあった。カッターに、もっと強く力をいれた。そしたら、すっと切れて、私の手のひらを深く切ってしまった。そしたら、血は止まらなく、まるで、待っていましたとでもいう風に勢い良く出てきた。すごくずきずきした。お母さんが、
「手を高く上げなさい。」
といったので、私は言うとおりにした。そしたら、だんだんいたみがひいてきた。私は、ずっと手をあげていたら疲れてきたので、手を下ろしてみた。すると、だんだんいたみが戻ってきた。私は、またあわてて手をあげた。それからずいぶんたってきずはやっと治った。でも、あとはいまだに少し残っている。
 お母さんにも似た話がある。たまねぎを切っていたら、第一関節の肉を、たまねぎと一緒に切り落としてしまった。そしたら、しぼうが見えて白いしるが出てきたそうだ。あとになって血も出てきたし、すごくずきずきしたらしい。肉を切り落としちゃったから、直るのもすごく遅いし、あとになって、そこだけ、ぼこっとふくらんでいた。すごくいたそうだった。私は、このことを聞いてぞっとした。
 治っても、すごくいたかったきずはまだ、自分の心の中にいたみだけが残っている。そのけがをした場所も、わすれたくても、頭の中に残ってしまうと言う事が分かった。

   講評   koni


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