低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
秩序・規則 ミュウ
秩序とは、大切なものである。(是非)
第一の理由は、秩序がなくなってしまうと、みんながバラバラになってしまうからである。私には体験がないが、中学校で考えてみよう。中学生や小学生は、なぜか給食が楽しみだ(笑)。給食のチャイムが鳴ると、喜ぶ人が数多くいる。そんな給食大好きな人間たちに向かって、こんなことを言ったらどうなるのだろう。「この中学校に来るのは、何時でも良い。」と。こんなことを言う小中学校があったら、訴えられるかもしれないが、給食大好きな人は、さぞかし喜ぶことであろう。そうすると、きっと、給食大好きな人間たちは、12:30ごろに学校にゾロゾロと来るに違いない。凄い人は、給食が配り終わる頃に来たりして(爆)。そうすると、授業が進まなくなり、授業をやる気満々の人達はないが、が困ってしまうだろう。やりたいのに、皆が協力してくれず、参加してくれない。皆がバラバラに、別行動に出てしまうのである。
第二の理由は、人間らしく生きるのには、秩序が必要だからである。人間らしくなるには、きちんとした規則がなければならない。食べ方だって、動物たちのように、手づかみで食べてはいけない。人間らしくなるばかりか、動物らしくなっていってしまい、「人間様」と呼ばれる前に、「動物様」と呼ばれてしまうかもしれない(爆)。「箸・スプーン・フォークを使って食べろ」と教えられなければ、手づかみで食べ、人間とはいえない様子になっていたに違いない。行き過ぎると、野蛮人になってしまう。また、衣服もそうだ。「衣服を着ろ」とも教えられなければ、衣服を着ていない、人間の一歩手前の、サルのようになってしまっていたはずだ。もし、衣服を着る、という秩序がなければ、裸で出歩くことになり、結局は変人と思われてしまうかもしれない(笑)。食べ方・衣服についての規則がなければ、人間とはいえなかったに違いない。
このように、秩序とは、人間に必要なものなのである。秩序がなければ、みんながみんな、バラバラになってしまう。また、れっきとした人間とはいえないのだ。確かに、秩序は必要なものだ。しかし、厳し過ぎたり、全く秩序らしくなく、行き過ぎた秩序は、意味がないのだ。なぜなら、より良い社会ができないからだ。より良い社会を作り上げるためには、人間たちに合った、きちんとした秩序・規則が大切なのである。(是非)
講評 nara
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |