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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   解決   ほり内

 世の中にはいろいろないささかいがある。簡単に言えば隣人間の争い、近所での問題、地域間の問題、大事になると国家間の戦争、民族紛争、殺人、強盗など今私がこの文章を書いている今でも世界中あちこちで色々ないざこざが始まり、またいざこざが悪い方向へ悪い方向へと発展していってしまっている。このようないざこざはどのようにして解決できるのであろうか。考えられるのは、二つである。一つは、話し合いで解決する方法、もう一つは、裁判所で、白黒はっきりつけて解決する方法である。話し合いで解決する方法は、最終的には良い形で解決するというメリットがあるが、話し合いで解決するまでがとても難しいというデメリットもある。裁判所で解決する方法は、白黒ハッキリ決めると双方とも、うらみっこ無しで決まる(笑)が、敗訴してしまった方は、これから先でも「こいつはダメ人間だ」という風に社会から見られてしまい、社会復帰しにくくなってしまう。どちらの方法でも、メリットとデメリットはあるのだ。
 私は、今の裁判所のように、白黒ハッキリつけて解決するのではなくて、昔のように、話し合いで解決すべきである。
 その方法としては第一に、双方とも行きすぎた主張をいうのを我慢をして、良い近所付き合いをすべきである。自分に非があったのならそれを認め、ちゃんと謝り、謝られたのなら、そこまで責めないという精神をしっかり持てば、良い近所付き合いを築くことが出来る。私がまだ、小学校一年生ぐらいの時、ベランダで大声を出して遊んでいたら、2階の恐そうなおばさんが2階のベランダに出て、「うるさい」と大声で叫んだ。私は、まだ小1だったので、かなり恐いと思い、後で、母と謝りに行った。謝りにいったので、2階のおばさんも納得し、その後は良い近所付き合いを下と思う。(体験)そのように、多少妥協することで、いざこざの解決の糸口がつかめるのである。
 また、近所とのコミュニケーションを図るべきだ。近所とのコミュニケーションが出来れば、多少いざこざが合っても、小さい問題ですむ。コミュニケーションが少し苦手だというのならばすれ違った時に挨拶をするだけでもいい。そういった些細なことから近所の信頼関係が深まり、いざこざも無くなってくるのである。
 確かに、裁判で白黒ハッキリさせれば良い時もある。しかし、人間とは、外見ではなく、中見だというように、昔ながらの話し合いでやっていくべきだ。

   講評   jun


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