国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日4215 今日207 合計59982
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   知恵の輪作り   ビーバー

 「イテッ!」(書き出しの工夫)
 今、僕は図工室で、櫻井君と知恵の輪を作っている。まず、図工室の先生にピアノ線を二十センチ程度もらって、歩いてペンチをとりに行った。作り方は、まず初めに、ピアノ線とペンチとニッパーを用意する。最初に、ニッパーを使ってピアノ線を半分に切る。そして、少し考えながら、ピアノ線を曲げる。腕力の足りない人は、この途中であきらめてしまうより仕方がなくなる。。そのため、ピアノ線を曲げるという作業は、素人にはなかなか出来ない。だから、自家製の知恵の輪を作るには、大変な腕力が必要なのだ。でも、ピアノ線は硬いので力ずくではずせない(=裏技を出来なくして難しく感じるようにさせる)という大きな利点もある。
 その日、僕ははじめての知恵の輪作りをした。ピアノ線を切るのは、第一の扉だ。ピアノ線にニッパーで跡をつけ、そこを折り曲げて切らなければならない。しかし、曲げるのが難しいことを忘れてはならない。曲げることには変わりないから、ベテランの櫻井君でも切るので相当苦労するのである。次の扉は自分の好き勝手に曲げることだ。でも、勝手に曲げすぎて、自分でも出来なくなることがあるので注意して欲しい。櫻井君のはそうなってしまって、自分も誰も出来ないというような状況になってしまっている(笑)。僕も、組み合わせを上手く作ろう、一番適した組合わせを追及しすぎて、人差し指を挟んで皮がむけて軽い怪我をしてしまった(T_T)。つまり、知恵の輪というのは、作るのも解くのも難しいものなのだ。(体験)
 でも、結局、僕の作った知恵の輪は、まだ一人しか正確に解けた人はいない。今のところ十三人リタイアした人がいる。僕はかなり驚いた。なぜなら、僕の作った知恵の輪は、一人しか解けなかったからだ。けれども少し嬉しかった。それは、今までで一番上手く出来て自分でも満足できたからだ。さすが知恵の輪、名前の通りトリックを見ぬけた人だけ正確に解ける。恐るべし、知恵の輪!

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)